院長ブログ

2023.01.03更新

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【 目 次 】
 

虫歯になったら歯医者に行くけど、定期的に歯医者に通うなんて考えたことありませんよね?

時間もないし予約も必要だしちょっと面倒…。

そもそも何をするのか分からない定期検診。

実は定期検診では歯と歯茎の状態を観察して記録しています。

特に日本人の成人の約8割が歯周病といわれていますので、前回の定期検診時と比べて歯茎の色や歯周ポケットの深さに変化はないか、歯垢や歯石がついていないか、歯茎の状態が良いか、悪いかなどを注意深く観察します。

歯医者には長いこと通っていなかったという方や初めて受ける方は、定期検診で行われるケア内容やメリットをここで確認しましょう。

 歯医者 定期検診 初めて

 

事前に歯医者に定期検診が可能か確認を取る

定期検診へ行く際は、事前に予約を済ませておくのがおすすめです。

歯医者によっては完全予約制であったり、混み合う時間帯などは様々です。

定期検診に通いたい歯医者が決まったら、電話で確認を取りましょう。

歯科医師や歯科衛生士の人数や診療室の数も限られているので、治療時間や診療室を確保できるかどうか、確認してみないと分かりません。

突然行っても待ち時間が長くなったり、その日のうちに受診できるとは限りませんので注意しましょう。


歯医者 定期検診 初めて

 

歯磨きをして、口内をきれいに清掃しておく

歯科検診が初めての方は、スムーズに受診できるように事前準備をしておきましょう。

歯磨きは念入りにというよりは、普段通りの歯磨き方法がよいです。

検診の際に、磨き方の癖や磨き残しの多い場所を詳しく説明してもらえるため、セルフケアの改善に役立てられます。

また、いつも使用している歯ブラシや歯間ブラシなどを持っていくことで、ご自身に合っているものかどうかもチェックしてもらえます。

歯医者 定期検診 初めて

 

定期検診では何を診ているの?

問診と歯茎のチェック
歯茎の炎症の状態を歯科衛生士がチェックします。
口臭がある場合は虫歯や歯周病の可能性があります。
同時に患者さんから、痛むところなどはないか、日頃からご自身で気になっていることや困っていることがないか、お話を伺います。
必要に応じてレントゲン撮影を行います。

歯医者 定期検診 初めて



歯茎の検査
歯科衛生士が専用の器具を使って歯周ポケットの深さを測ります。
歯周ポケットとは歯と歯ぐきの間の溝の事で、歯周ポケットの深さが歯周病の程度の目安になります。
歯茎の出血があるかどうか、歯がぐらついていないかも確認し、その程度を数値で記録します。
今後はこの数値の維持または改善を目指してケアをしていきます。
歯垢、歯石のつき具合、歯茎の炎症の有無、歯周ポケットの深さなどの患者さんの口腔内環境について、歯科衛生士が患者さんに説明します。

歯医者 定期検診 初めて



歯垢の染め出し
歯垢が染まる薬剤を歯に塗り、歯垢がついている部分と染まっている色をチェックします。
患者さんにも実際に歯が染まっているのをご自分の目で鏡で見ていただきます。
染まっている部分が多く歯みがきで歯垢が落としきれていない患者さんには、普段どのようなセルフケアをしているか、どんなものを使っているか(歯ブラシ、フロス、歯間ブラシなど)をお聞きし指導いたします。

歯医者 定期検診 初めて



歯のクリーニング・歯石取り
エアフローを使用して染まっている部分(歯垢)をきれいに落としていきます。
歯石や着色による汚れも取っていきます。
エアフローは、歯のクリーニングを行う機械の一種で、超微粒子パウダーをジェット噴射で歯に吹き付けると同時に水で洗い流し、歯の汚れや歯垢を落とてきれいにします。
軽い着色汚れならホワイトニングをしなくても、エアフローでのクリーニングのみでかなりきれいになります。
また、歯周ポケット内の虫歯や歯周病の原因となる細菌を除去する効果も高く、歯周病治療にも用いられます。

歯医者 定期検診 初めて



フッ素塗布
最後にフッ素塗布(またはフッ素のうがい)を行います。
フッ素は虫歯を防ぎ、歯質の強化に効果があります。
フッ素の後は30分程度飲食を控える必要があります。

 歯医者 定期検診 初めて

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は初めての方向けに歯医者での定期検診について解説させていただきました。

一般的には定期検診は3ヶ月に1回程度通うことが必要です。

ただし、これはあくまで目安となる頻度で、歯周病の治療が必要な方や虫歯治療が必要な方は、治療のために通院します。

上手に歯磨きが出来ていて磨き残しが少なく、歯石もない方であっても、被せ物や詰め物をしている方は被せ物と歯の段差などに汚れがたまり虫歯になりやすくなります。

患者さん自身は普段から歯や歯茎に何のトラブルもないと思っていても、気づかない隠れたところで虫歯が進行している場合もあります。

歯やお口の健康を守るために、定期検診へ通いましょう。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2022.12.29更新

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皆さまは歯に虫歯ができて歯医者に行ったことはありますか?

虫歯の治療も怖いですが、治療費がどのくらいかかるのか、不安になりませんか?

虫歯の治療費は、その進行度によって価格幅があり、虫歯が重症化すればするほど通院回数も多くなり、費用もかさんでくるもの。

今回は歯医者における虫歯治療にいくらくらいかかるか解説してゆきます。

 

初診時にかかる費用

歯医者へ初めて受診する際は、保険3割負担の場合は3,000~4,000円程度の料金が目安となります。

ただ、診療の内容により前後があります。

これは、初診時に虫歯等の状態を確認するため必要な基本検査やレントゲン写真を撮影して、診断を行う料金です。

歯を削るだけで良いのか、神経を抜かなければいけないか、これからの治療計画をたてて、虫歯の進行度を検査するためにも必須の内容になります。

また、初診時にそのまま虫歯治療をする場合は、初診料に治療費が加わって高くなりますので注意しましょう。

歯医者 虫歯 治療費

初期段階の虫歯の場合

1,500~3,000円(保険3割負担)初期の虫歯は、歯の一番表面にある白いエナメル質が溶かされた状態です。

痛みはまだありませんが、虫歯部分を削ってレジンと呼ばれる白い詰め物をします。

1日で1本の治療が終わります。

まだ治療の必要がなく、3~6カ月ごとの経過観察をする場合は、クリーニングやブラッシング指導で1回につきおよそ1,000~3,000円かかります。

虫歯の進行を防ぐフッ化物塗布をおこなった場合の目安は、500~1,000円ほどです。

歯医者 虫歯 治療費

中度の虫歯の場合

2,000~10,000円(保険3割負担)歯の表面のエナメル質の下には象牙質という層があります。

象牙質の下には神経があり、神経近くまで虫歯が達していると沁みることがあります。

レジンでは治療ができない場合、虫歯を削ってから保険の銀の詰め物または、自費診療の白い詰め物をします。

歯を削って型どりをしてから出来上がった詰め物をセットする必要があるので、最低でも1本につき2回通院する必要があります。

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神経を抜いてしまった場合

7,000~20,000円(保険3割負担)象牙質より更に奥の神経に達してしまった場合、激しく歯が痛むようになり、神経を取り除いてから土台と被せ物をする必要があります。

神経を取り除いて歯の根の中をきれいに清掃するために何回か通院する必要があるため、通院回数もかなりかかるようになります。

保険診療でも1本の治療に10,000円(通院回数によって総治療費が変わるため、被せ物の料金のみ)ほどかかります。

 歯医者 虫歯 治療費

歯を保存できない重度の場合

7,000~20,000円(保険3割負担)歯の上部が完全に無くなってしまった状態になると、神経も壊死してしまい、痛みも感じなくなっています。

痛みが無くても、この歯が感染源となって周囲に悪影響を及ぼしますので治療をする必要があります。

基本的にこの状態になってしまうと歯を抜いて、そこを埋める処置をいたします。

埋める処置としては、入れ歯、ブリッジ、インプラントの選択肢があります。

入れ歯とブリッジは保険診療と自費診療を選択できますが、インプラントは自費診療のみになります。

このように虫歯治療にかかる費用は価格幅が広いため、事前に確認しておく必要があります。

虫歯治療を行うためには、治療費以外にも初診時や被せ物などの費用がかかります。

また、虫歯治療に使う素材にも様々な種類があり、保険診療と自由診療どちらを選択するかによっても大きく異なるため、歯科医師とよく相談して決めましょう。

 歯医者 虫歯 治療費

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は虫歯の治療における歯医者での費用感についてご説明させていただきました。

一度自分の歯が虫歯になると、患部を削るか抜くかしなければ進行を食い止めることはできません

仮に抜いた場合、永久歯が再び生えてくることはありません。

大切なのは、虫歯が小さいうちに歯医者へ行き、被害を最小限にとどめること、あるいは虫歯になる前に予防をすることです。

それが将来の歯の医療費を安く済ませる最も効率的な方法です。

仮に虫歯になっているのなら、放置すればするだけ治療のための費用と期間は膨らんでいく一方です。

歯の治療にたくさんのお金と時間をかけたくないという方は、まず歯医者に行って診てもらいましょう。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2022.12.24更新

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虫歯で歯医者を予約しようと思ったものの、治療費が気になって手が止まってしまった、というご経験はありませんか?

治療費の負担が想定より膨らんでしまったり、歯科治療内容に比べて高い金額だったらどうしよう…と不安を感じることもあると思います。

ここで今回は歯医者での歯科治療で必ずついてくる、治療費問題について解説してゆこうと思います。

ご紹介した知識が、皆さまの前向きな歯科治療へのきっかけとなればと思います。

 歯医者 治療費 高い

保険治療の治療費はどこの歯医者でも同じ

保険診療で虫歯の治療を行った場合、虫歯の進行度により治療日数と治療費用が変わってきます

軽度の場合は虫歯を削った後、詰めものをして終了しますが、中度になると神経近くの治療、または神経を抜くといったケースが出てきます。

そうなると被せものやその土台なども必要となり、痛み止めなどの投薬があった場合はもう少し高くなります。

通院も根の虫歯治療の場合は数回を要します。

さらに重度になると、歯を残すことができず抜歯にいたります。

歯を失った部分は入れ歯やブリッジ、インプラントのような人工歯で補うことになるため、治療以外の部分にも治療費がかかります。

しかし、保険診療の治療費は全国一律3割負担なので、どこの歯医者で歯科治療を受けても治療費は同じ金額の負担で済みます。

全国どこでも同じ治療費用で治療が受けられるのです

保険を使った被せ物やブリッジ、入れ歯も相場は大体同じです。

基本的なことですが、まずはこのことをしっかりと認識しておきましょう。

 歯医者 治療費 高い

自費治療を行う場合は治療費用を明確に

保険診療と異なり、自費治療は歯医者により料金が異なります。

自費治療を選択できる治療として、審美治療(虫歯などで神経を取った歯の被せ物を美しく仕上げる)などがあります。

近年では、インプラント治療(手術代、インプラント体および人工歯など)およびインプラント手術に必要な外科手術、矯正治療、ホワイトニングなどでご存知の方も多いでしょう。

また、予防治療においても保険で行う歯石除去の他に、自費で行う歯のクリーニングがあります。

保険では使えない薬剤を用いてプラークを除去し、健康な歯と口腔内を保ちます。

このクリーニングも自費のため、どのくらいの負担になるのか確認すると良いでしょう。

自費治療は、自費負担が大きい代わりに最低限の機能を補う保険診療と異なり、機能面と美しさ、よりよい口腔内を求める方にはとても良い治療です。

しかし保険治療と異なり、自費治療は高額であることは当たり前です。

そこが自費治療の落とし穴と言えます。

単なる虫歯治療だと思っていて思わぬ高額請求をされてどうしてよいかわからなくなってしまわないためにも、HPなどで自費治療の料金が明確に表示してある歯医者を選ぶようにすると安心です。

また歯科治療を進めていく段階で、保険治療か自費治療か迷う場合、自費治療を選択するとどのくらいかかるのか、シュミレーションしてもらうのもよいでしょう。

 歯医者 治療費 高い

虫歯を放置すると高い治療費を払うことに?

一度進行してしまった虫歯は、痛みのあるなしにかかわらず、自然に治ることはありません

重度の虫歯になると処置も大がかりになり治療費も膨らんでしまうため、虫歯に気づいたら早めに受診した方が治療費用も通院期間も少なくて済みます。

また、虫歯が恐ろしいのは、その影響がお口のなかだけにとどまらないことです。

虫歯菌が神経に達すると、神経の血管から全身を巡ります。

その結果、脳伷塞や心筋伷塞、腎臓病といった疾患の引き金にもなりかねないため、虫歯はきちんと治療することが大切です。

 歯医者 治療費 高い

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は歯医者における治療費について解説させていただきました。

治療費が気になり歯科医院に行けずにいる方は、医療費を軽減する制度やクレジットカードを利用できる場合もありますので、一度確認してみるのもよいでしょう。

歯の健康維持に関して経済的にも負担が小さいのが、定期的に歯医者へ通うことです。

年に3回歯石除去や歯磨き指導を受けた場合の自己負担額は、合計で数千円程度で済むことも多いです。

虫歯が悪化すればそれ以上の治療費と痛い思いを覚悟しなければならないのです。

そのコストと思えば定期的な通院は高くないはずです。

是非皆さまの健康な歯の維持に役に立てば幸いです。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2022.12.13更新

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誰しも素敵な歯を手に入れたい、維持したいと思われると思います。

そこで綺麗な歯を手に入れるのに適した治療がインプラントになります。

しかしながら、インプラントはとても高く付くイメージがあり、中々治療に踏み切れないもの。

インプラントのように、より噛めるようにする・より美しい・より耐久性が高い、高品質な治療は費用がやや高額になり、インプラント1本当たりどのくらいの費用がかかるのかが気になるところです。

インプラント治療には、チタン製のネジを顎の骨に埋め込むという特殊な処置を伴います。

施術する部位や上部構造(=人工歯)の形態によって大きく変わりますが、インプラント治療費用の相場は地域によっても差があり、全国平均としては1本あたり300,000~450,000円

首都圏や都市部ではそれよりも少し高くインプラント治療費用は350,000~550,000円が相場と言われています。

このように、インプラントの治療費用が高額になるのは、以下の理由が関係しているのです。

 

◾保険適用外の治療(自費診療)

◾歯科医師の専門的スキルや知識が必要

◾インプラント治療するための設備にお金がかかっている

◾インプラント本体が高価治療に時間がかかる

 歯医者 インプラント 治療費

保険適用外の治療(自費診療)

インプラント治療は原則として保険適用されません

なぜなら、従来法であるブリッジ(失った歯の両隣の歯を削り、その歯を土台として利用する被せ物のこと)や入れ歯でも失った歯の機能や審美性をある程度回復できるからです。

保険適用になるのは国で定められている“必要最低限の健康”を維持する治療のみとなります。

そうした人工歯の機能性や審美性を追求する歯科治療は現状、自費診療となっています。

インプラントでも一部例外的に保険が適用されるケースもありますが、保険適用外(自費診療)の場合、患者様の負担割合は10割になってしまうので治療費用が高額になってしまうのです。

 歯医者 インプラント 治療費

歯科医師の専門的スキルや知識が必要

インプラント治療には、歯科医師の高度なスキル・専門的知識が必要になります。

歯科医師がインプラントの特性を深く理解する、正確な診断・検査を行う、精密な外科手術を行う、インプラントを含めて総合的な治療をする、などができないと、安全かつ長持ちするインプラント治療を行えないからです。

そういった意味で、精度の高いインプラント治療をできる人材は少ないです。

結果的に優秀な人材確保するために、治療費用が高くなる傾向があります。

 歯医者 インプラント 治療費

インプラント治療するための設備にお金がかかっている

安全性や確実性を確保した上でインプラント手術を行うためには、それ相応の設備が必要となります。

とくに滅菌や感染予防のための設備には高いお金がかかっています。

歯科用CTを導入したり、インプラント手術専用の機材などを揃えたりする必要もあります。

例えば、正確な検査や診断をする際に役立つ歯科用3DCT(検査器具)は、約2千万もかかるのです。

一般歯科に比べると、インプラント治療の環境を整えるのに高いコストがかかります。

 

インプラント本体が高価

現在、世界には100種類以上のインプラントシステムが存在しています。

その中でも信頼できるインプラントメーカーの製品は、自ずと本体価格も高くなります。

そうしたメジャーなインプラントメーカーの製品は、アフターフォローが充実している点も大きなメリットといえます。

 歯医者 インプラント 治療費

治療に時間がかかる

通常のインプラントの治療期間は、顎の骨とインプラントを結合させるために骨が十分にある場合:約4~5ヶ月骨が少ない場合:約7~13ヶ月ほどかかります。

そのため、他の治療法に比べて治療の工程が多くなり、治療費用が高くかかってしまうのです。

結果的に歯科医院の金銭的負担は増えて、設備や材料代を回収するために治療費が高くなる傾向があります。

ブリッジや入れ歯といった従来法と比較すると高額になりますが、審美性・機能性・耐久性などを追求できる点を踏まえると、適正な価格とも言えます。

また、インプラント治療後は必ずメンテナンスに通う必要があります。

インプラント周囲炎になり、最悪の場合インプラントが抜け落ちてしまうなどのトラブルが起きてしまうことから、せっかくの高い費用が無駄になってしまいます。

長くインプラントを使い続けるためにも、アフターフォローが手厚い歯科医院を選ぶことも大切でしょう。

 歯医者 インプラント 治療費

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はインプラント治療における治療費についてご説明させていただきました。

なぜインプラントが高額になってしまうのか、ご理解いただけたのではないでしょうか。

正しい知識を身に付け、是非インプラント治療に臨んでみてはいかがでしょうか?

投稿者: ブルーリーフ歯科

2022.12.13更新

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皆さまは歯医者にマメに通われていますでしょうか?

忙しいからと歯の検診を怠っていると後々後悔することになります。

しかしながら、歯医者に通うには治療費や診療費など費用面で気になることもありますよね。

歯科治療は、健康保険の対象とそれ以外の自費治療に分かれます。

保険治療と自費治療には治療費などの費用面だけでなく、他にも大きな違いがあります。

それぞれのメリット、デメリットを理解して納得できる治療を受けることが大切です。

今回は歯医者での治療費における、保険について取り上げてゆきます。

歯医者 治療 保険

 

保険治療のメリットとは?

保険治療は、健康保険が使える治療のことです。

保険治療は、日本の国が定める制度であり、自費での費用負担を抑えた一定水準の治療を受けることができます。

基本となる治療、虫歯や歯周病など一般的な内容に対応します。

インプラントは保険適用という記事も見かけますが、特殊な場合を除き基本的には適応できず、セラミックは原則適用外になります。

義歯(入れ歯)等も使用する材料により適応・適応外と分かれますのできちんと調べておくことが必要。

抜歯、レントゲン撮影といった処置ごとの点数の合計で治療費が決まり、患者さんの負担は治療費の3割以内と、少ない負担で治療を受けることができます。

 歯医者 治療 保険

 

保険治療のデメリットとは?

保険治療は、痛みを取る、噛めるようにするための必要最低限度の治療に限られます。

日本は世界有数の虫歯大国でもあると言われており、それには大きな理由が2つあります。

 

①定期検診に行かない(痛くないと歯医者に行かない)

予防歯科先進国であるスウェーデンやアメリカと比べ、日本では定期検診にきちんと通う方がまだまだ少ないのが現実です。

腫れたり、痛みが出てから治療を受け、症状が治ったらもう通わないという方がほとんど。

虫歯や歯周病から歯を守るために、一生涯自分の歯で食事をするためには、セルフケアと歯科医院での定期検診が必要になります。

 

②保険治療で十分であるという認識

保険治療は、治療方法や治療に使う材料、治療にかけられる時間に制限があり、インプラントやセラミックなど、その制限以上の治療は行うことができません

保険治療には多くの制限があり、使える材料が必要最低限度になるため、強度や変色に弱く耐用年数は短くなります。

そのため以前虫歯を治療したのに、何年か経ってまた虫歯になり、歯を削る治療から神経を取る治療、そして抜歯へと進んでしまいます。

一回一回の治療の精度を上げて、治療回数を減らすことで再治療を先延ばしにすることが大切になります。

保険治療の治療水準は数十年前のものであり、使用する材料の金属は金属アレルギーを引き起こす可能性のあるもの、諸外国では使用されていない金属が、日本の保険治療では今も使用されています。

歯医者 治療 保険

 

自費治療のメリットとは?

自費治療は、高性能の材料を使用できて、高品質のものを装着することができるため、治療効果が高い治療を行うことができます。

歯を白くするホワイトニングや歯列矯正など美容目的の治療、インプラントやセラミックなど新しい技術や高価な材料を使う場合は自費治療になります。

自費治療は内容も料金も歯科医師の裁量の部分が大きく出ます。

そのため、見栄えや使用感など、より質の高い治療を追求できます。

保険治療と違い、細かなルールや制限がないため、最善な方法で治療を受けることができるのです。

小さな虫歯であれば保険治療でも十分な治療を行うことができますが、大きな虫歯や歯と歯の間に広がる虫歯の場合などになると、その方に合った最良の方法は変わってきます。

見た目だけでなく、大事な身体の中に入れるものだからこそ、できるだけ良いもの・安全なものを使いたい・金属アレルギーが心配、などに対応できるものは自費治療になります。

歯医者 治療 保険

 

自費治療のデメリットとは?

① 費用がかかる

精度の高い詰め物の加工や長持ちする接着剤、医師の技術料などを加味した結果、治療費は高くなりがちです。

アメリカなど諸外国に比べるとかなり低いのですが、健康保険の3割負担制度がある日本人にとっては高価に感じられてしまう傾向にあります。

自費治療の場合、料金の算定基準や保険診療と比べた治療内容の違いなどの説明で曖昧な例もあるのが現状。

結果として、多くの患者さんが歯科の治療費に釈然としないケースにつながりやすいのです。

 

②歯科医院によって治療内容や治療費に差がある

自費治療は、歯科医院により治療・診療内容や技術力、費用などに違いがあります。

保険治療でも同様ですが、同じ治療法だからといって全てが同じ水準が保たれているわけではありません。

導入設備も違いますし、先生の考え方や説明の仕方にも差があります。

ご自分にとって良い診療をして頂ける歯科医院に出会えるように、しっかりとした歯医者選びが必要になります。

歯医者 治療 保険

 

歯のハイブリッド治療?

健康保険対象とそれ以外の治療を同時にする診療のことを混合診療と呼び、日本の医療では通常認められません

ところが、歯科治療では歯を削った後や抜歯の後の処置に限り、患者が希望すれば保険治療から自費治療に移行することもできるのです。

また、同じ処置でも患者の口内の状態によって保険治療か自費治療か変わるものがあることも注意が必要です。

例えば歯磨き指導の場合、すでに虫歯や歯周病にかかっている場合は保険適用になります。

ただし虫歯が1本もないなど口内が健康な状態なら自費治療になります。

フッ素塗布は基本は自費治療ですが、虫歯になりやすい患者さんに対しては、保険が適用されるケースもあります。

いずれも歯科医が患者さんの歯の状態を診断したうえで治療を進めていきます。

もちろん、保険治療と自費治療のどちらを選ぶかは最終的に患者さんの意思です。

納得できる治療を受けるために、治療前には歯科医に十分な説明を求める姿勢も重要でしょう。

歯医者 治療 保険

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は歯医者での治療・診療における治療費、その保険に関する記事を書いてみました。

歯の状態は個人によって千差万別です。

どんな治療を受けたいかも様々です。

歯は身体の健康の大切な源であり、安全かつ最適な診療を行うことが、なによりも大切なことです。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2022.11.29更新

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皆さんは歯医者に定期的に通っていらっしゃいますか?

虫歯ができたから治療で歯医者に行く、矯正をしたいから歯医者に行く、歯医者の役割はそれだけではありません。

普段から歯医者さんに通う習慣を付けることで歯をとても健康に保つことが出来ます。

実は高齢者の健康部門で後悔することの第1位は歯の治療と言われています。

幼少の頃の記憶や、過去の経験を理由に、歯医者を遠ざけてしまう傾向がある方も少なくないと思います。

現在では、十分な説明と、対話を通じて信頼を得ることが重要と考えていたり、治療器具などが目に触れないよう気を配り、患者様がリラックスできる院内づくりを心がけ、治療に対する恐怖を少なくするための工夫をしている歯医者は増えています。

この記事が歯の健康を守るための参考になればと思います。

 

8020運動をご存じでしょうか?

皆さんは「8020(ハチマルニイマル)運動」をご存知でしょうか。

以下、日本医師会のHPより抜粋

いつまでもおいしいものを食べ続けるための元気な歯は、日々の手入れから。

1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。

20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。

楽しく充実した食生活を送り続けるためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでの全てのライフステージで健康な歯を保つことが大切です。

ぜひ「8020」を目指してください。

  歯医者 嫌い 大人

大切な歯を守るために認識しておきたい大事なことは?

①虫歯や歯周病などの疾患にかかってしまった場合は、可能な限り歯医者で高水準の治療を受け、悪くなりづらいようにすることが大切です。

歯科治療は日進月歩と言われています。

次々と新しい治療技術や治療器具が開発され、治療の質もより高度化してきました。

さらに、高齢化が進み、お口の中のトラブルも多様化しています。

こうした時代の中で歯科医師に求められているのは、お口の中の様々な悩みを解決するために、最新技術を取り入れた質の高い歯科治療を提供することなのです。

そうした治療を受けるためには、歯医者選びもとても重要です。

歯科医師は研修会・セミナー・学会などに積極的に参加し、常に歯科医療技術の向上に努めていくことで優れた診断力と最新技術によるハイレベルな治療を施すことが出来ます。

また、歯科医師の経験や知識、技術力が不可欠ですが、最新鋭の治療設備がなければ実現は難しいです。

歯科用CTやレーザー装置などの高水準の医療設備やオペ室など、診療体制を充実させることで治療中のミスを防ぐことに繋がります。

安全・安心の治療を実現している歯医者かをまずは見極めましょう。

 歯医者 嫌い 大人

 

②セルフケア・プロケアを受けること歯医者で施される専門的なケアのことをプロケアと言います。

セルフケアだけで歯の健康をキープすることはまずできませんから、定期的にプロケアを受けることが大事です。

4~6か月に1回程度は歯医者へ足を運びましょう

セルフケアとは、日常生活において自分自身で歯をケアすることです。

歯医者へ行った際、専門家が口内の健康をキープするためにするべきことを教えてくれますから、それを実践しましょう。

口内の健康を保つためには、どちらもきちんと行う必要があります。

セルフケアをきちんとしているからプロケアを受けなくていいということもありませんし、逆もまたしかりです。

 

歯医者 嫌い 大人

 

③歯の価値を見出すこと永久歯は親知らずをいれなければ、基本的に28本歯があります。

あなたはその歯1本の価値はどのくらいだと考えますか?

日本予防医学協会の調べでは、

日本人の一般の人が思う価値は、歯1本約35万円。口の中全部(28本)で973万円

歯科医師が思う価値は、歯1本約104万円。口の中全部(28本)で2913万円

アメリカで同様のアンケートを国民に対して取ったところ、

アメリカ人の一般の人が思う価値は、歯1本500万円。口の中全部(28本)で1億4000万円

という結果になったそうです。

保険の制度の違いはありますが、アメリカと日本では一般の方の歯に対する価値観が大きく異なることが分かります。

一度失ってしまえば、どれだけお金を払ってももう自分の歯は戻ってこないですし、やはり自分の歯に勝るものはありません。

 歯医者 嫌い 大人

まとめ

いかがでしたでしょうか?

歯の大切さ理解して頂けましたでしょうか?

歯は人間の一部というだけではなく、謂わば資産のような存在です。

適切な歯医者選びと、口内健康を保つためのケアで、健康な歯=ご自身の資産を守っていきましょう。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2022.11.27更新

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虫歯が出来ちゃったけど歯医者には行きたくない。。。

こんなこと思ったことありますよね?

歯科治療に恐怖心が伴うのは仕方のないものです。

理想の歯医者に求める条件は様々あると思いますが、ここでは歯医者嫌いを克服する為の6つのポイントにまとめて紹介していきます。

 

診療してもらう歯医者はこのように選ぼう

歯医者さんを選ぶ目安として、まずは治療において麻酔についての説明がしっかりとされているかをチェックしましょう。

行こうとしている歯医者のホームページなどで麻酔についての説明がきちんと掲載されていたら、その歯科医院は麻酔に対して熱心に取り組んでいると考えることができ、いかに不安を取り除く歯科治療にしているかの一つの指標になります。

また、歯医者の予約をとる時の応対も非常に重要です。

不安感が強い方は歯科治療にある程度時間をかけ、少しずつ治療を進めていく必要がありますので、治療時間をある程度確保してもらうことにより、安心して治療にのぞむことができると思います。

不安な気持ちにも寄り添ってくれる歯医者さんとともに、しっかりと治療を受けられるのが克服するための理想と言えるでしょう。

歯医者 嫌い 克服

歯科医に事前に苦手なことや過去の経験を伝えておく

歯医者に行くことが苦手であったり、治療の際に痛みを感じるのが怖いと思っているのであれば、そのことを初めの診療やカウンセリングで歯科医師または歯科衛生士に伝えましょう

初めに伝えてもらうことで、歯科医師側も配慮しながら歯科治療を進めることができます

緊張もほぐれ、不安な気持ちも少し落ち着き、克服の第一歩となります。

また、不安に思っていることへの説明や改善案を提示してくれる場合も多く、安心して歯科治療を受けることができます。

歯科医に面と向かって言えないという方は、電話予約の際に伝えてみると良いかもしれません。

歯医者 嫌い 克服

痛くない治療を選択する

歯の痛みの感じ方には個人差がありますし、虫歯のできた場所、程度によって麻酔が効きにくいこともあります。

以前よりも痛みの少ない治療の選択肢も広がっています。

事前に痛みが苦手であることを歯科医に伝えて、表面麻酔を行うようにお願いすることもできます。

いつ来るか分からない痛みに怯え続ける必要もなくなり、安心して歯科治療を受けることができ克服に繋がります。

 歯医者 嫌い 克服

歯医者の独特なにおいが苦手な方はマスクで防御

歯医者が苦手な理由の1つがにおいです。

消臭剤を用意したり空気清浄機を稼働させたりと、細心の注意を払っている歯医者も多いようです。

アロマの香りを焚いていたり、上手に換気を行っているところが多くなってきたため、特有のにおいが充満している歯医者は少なくなっています。

しかし、それでも嫌な臭いを感じてしまう方には、待合時間だけでも消臭作用のあるマスクを着用しても良いかもしれません。

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子供の頃から安心して通える歯医者のところへ

歯医者が苦手な方は、幼い頃のトラウマからくるものが原因で嫌いになること多いようです。

そのためには、痛くないうちから行ける安全な場所であることを、親も子供も知る必要があります。

歯科医院はみんなの健康を守る味方であることをお子さんに伝えてあげてほしいと思います。

また、小さいころから歯医者での治療に慣れてもらえるように、歯医者さんの椅子に座る練習をさせてくれる歯医者もありますので、今小さなお子様がいらっしゃる方の参考になればと思います。

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心がリラックスできる静脈内鎮静法を使う

歯医者が苦手なポイントがはっきりしても、それでも恐怖心や不安があるという方には、静脈内鎮静法という処置の方法があります。

静脈内にお薬を入れ、心と体を少しずつリラックスさせていきます。

患者さんはウトウトと眠たくなるような感覚になります。

拘束されている感覚になるなど、体がこわばってしまうような方には効果的で、緊張感がほどけ、穏やかな気分になれる作用があります。

過度な恐怖なども感じずに治療を行うことができる方法なのです。

リラックスできるために、恐怖感や不安感の強い方に有効な方法なのですが、この静脈内鎮静法は保険適用外の処置であるため、高額になってしまうことに注意が必要です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は歯医者が苦手な方へ、克服する方法をご説明させていただきました。

まずは、安心して通うことができる歯医者選びから始めることが、克服への第一歩となるでしょう。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2022.11.15更新

こちらの記事は5分で読めます。

【 目 次 】

あなたの子供さんは歯医者さんでの治療を嫌いになっていたり怖がったりしていませんか?

虫歯の歯科治療は、大人でも苦手な人がいるほどですから、子供が歯科治療を嫌いになっていてもそれは仕方がないことなのかもしれません。

ただ、虫歯は放っておいても自然に治ることはなく、乳歯はどうせ抜けるからと放置すると、次に生えてくる永久歯の虫歯や歯並びに大きな悪影響を与えてしまいます。

歯医者が嫌いでも子供のために早めに歯医者に行き、歯科治療を始めてあげたいものです。

リラックスして歯医者で歯の治療を受け入れてもらうためにはどうすれば良いか紹介していきます。

 

初めての歯科医院での歯科治療は予防を体験

最初に訪れた歯医者さんが治療のためであれば、苦手なイメージがついてしまうのは否めません。

そこで、お子さんの歯が生え始めたら、虫歯の治療がなくても定期健診として是非歯医者さんを訪れましょう。

お口をみせて甘いフッ素を塗るだけですし、痛みを感じることもなく、先生にも歯科衛生士さんにも褒められ、歯医者さんへの苦手意識を持つこともないでしょう。

また、歯医者に定期的に通うことで、虫歯を未然に防ぐことができるのも大きなメリットになり安心です。

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不安にさせない取り組みをしている歯医者さん

優れた小児歯科は、まず診療スペースやインテリアなどから、子供に配慮した設計を行っています。

また、歯科治療中も恐怖心を抱くような器具を視界に入れなかったり、歯科治療以外のことに意識が向くような工夫を凝らして、子供の歯科治療に対する不安を取り除いています。

そうした取り組みは、実際に足を運んでみなければ分かりにくいですが、子供を歯医者嫌いにさせないためには重要なポイントといえます。

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子供に歯医者さんを好きになってもらうには?

子供にとって病院に行くのが苦手だというのは自然なことです。

なかでも、歯医者さんは治療で歯を削ったり、痛い思いをすることもあるので、子供にとっては大変なことです。

子供の虫歯治療を始める際、まずは次のようなことに気をつけてみることをおすすめします。

 

①診療予約の時間帯は、お昼寝の時間や空腹時を避け、お子さんの体調が優れている時にしましょう。

②嘘をついて歯医者に連れて行くと、かえって嫌がる原因になります。見るだけ、痛くないとは言わず、その代わりに歯科治療後にはたくさん褒めてあげましょう

③治療前の待合室ではなるべくリラックスできるように、本を読み聞かせたり、おもちゃで遊ばせてあげたりしましょう。

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親子で一緒に歯科治療が効果的

子供が歯医者嫌いにならないためには、お母さんお父さんが実際に診療や治療をやってみせるのは、とても有効な方法です。

お母さんお父さんがやっている!というのが子供心をくすぐるようです。

ですから、まずはお子さんの治療を始める前に、お子さんの目の前で、お母さんお父さんが歯の検診やケアを受けてみせることをおすすめします。

できれば、お子さんは一緒の診察チェアに座らせ、間近で様子を見ることができるようにすると良いでしょう。

お母さんお父さんが一緒に歯科治療を受けるのは、子供の虫歯を予防することにもつながります。

小さな子供では、親から子供へと虫歯菌が感染してしまう親子感染の可能性があります。

お母さんお父さんの口の中が汚れていて、お子さんに食べやすいように噛んだ食事を与えていたり、同じスプーンを使いまわしていたりすると、虫歯菌も同時に与えてしまうので、子供が虫歯になりやすくなってしまうのです。

このような親子感染の機会をなるべく減らすためにも、親子で一緒に検診や歯科治療を受けることが望ましいのです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は子供が歯医者が嫌いにならないために気を付けたい点をご紹介致しました。

子供をたくさん治療してきた経験豊富な歯医者さんなら、子供が歯科治療を受けたくなるような工夫をたくさん知っています。

ただ、子供を必要以上に怖がらせず、リラックスした状態で歯科治療を受けてもらうためには、やはりお母さんお父さんの協力が欠かせません

たとえ歯医者さんに怖くて嫌いなイメージを持っていたとしても、虫歯を治療するために歯医者さんに通うということは避けて通れないので、事前に歯の治療というものがどういうものなのか、よく話し合ってみるということも必要でしょう。

この際、次の虫歯を予防するために、正しいデンタルケアの方法を教えてあげることも大切です。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2022.11.10更新

こちらの記事は5分で読めます。

【 目 次 】

皆さまは歯医者に対する恐怖心などはありますか?

歯医者というのは、治療が痛い、麻酔が怖い、不安といった印象を持たれやすいだけでなく、歯科医院とは別の病院とは異なる嫌悪感や面倒くささを感じる方もいるようです。

 

歯医者嫌いになる理由やきっかけ

・今どの歯の虫歯治療しているのか、どんな歯科治療しているのか分からない

・歯科治療中や局所麻酔時の痛みが不安

・歯を削る時の切削器具の音・薬品のにおいが苦手

・型取りが苦手で苦しい思いをした

・子供の頃に押さえつけられたりした記憶がある

・歯科治療中に気分が悪くなったりしたことがある

・歯医者さんによく怒られた

などが挙げられます。

心当たりがあると思う方も多いかもしれません。

このように、過去の何らかの歯医者での体験によって嫌いや苦手になっている方が多く、その中でも特に多かった理由をいくつかご説明します。

 歯医者 嫌い 理由

 

子供の頃に歯医者に行った歯科治療での嫌な記憶がトラウマ

子供の頃虫歯になって歯医者に行った経験ありますよね。

子供の頃の歯科治療が原因で怖い、嫌いとなってしまう方が多いようです。

たしかに昔の歯医者では痛みがあっても我慢して!という感じがあったかもしれません。

しかし、現在では医療機器や麻酔治療などの技術も進歩していますので、昔ほど痛みを伴う歯科治療は少なくなっていますので安心です。

  歯医者 嫌い 理由

 

歯科治療における痛みがあるのが嫌だから

歯医者での虫歯の治療には、痛みを伴うこともあり不安ですよね。

エナメル質の下には象牙質があり、これには痛みを伝える神経の穴が無数に空いているため、敏感に痛みを感じてしまうのです。

機械の治療で虫歯の歯をキーンと削られ、ガツンとした痛みを感じれば、もう次は行きたくないと思っても仕方ありません。

この痛みも嫌いに歯医者を嫌いになってしまう原因のひとつです。

しかし、最近では歯科治療で歯を削る前に麻酔をしてくれることも多くなっています。

その麻酔注射が痛みを伴うと思われるかもしれませんが、麻酔の針が痛くないように表面麻酔をかけてから注射するため、想像されるような痛みを感じることはないのでご安心ください。

 歯医者 嫌い 理由

 

治療音や薬剤のにおいが苦手

歯科治療で虫歯を削るとき、機械のキーンという音が苦手という方は多いです。

歯医者での処置は、口の中の治療なので、治療箇所が耳の位置からとても近いので、間近で音を聞こえる自然の音ではないことが不快な気持ちを助長してしまいます。

また歯医者に入った途端に香る、独特な消毒液のにおいが原因で歯医者が苦手だという方もいます。

普段嗅ぎ慣れていないこともあり、治療に対する不安とにおいが結びついて、苦手だという気持ちを起こさせるのかもしれません。

きついにおいのする薬剤は昔よりもだいぶ減っていますのでご安心を。

歯医者 嫌い 理由

 

口の中の状態を指摘されたくない

診療の際に日頃のケアについて、歯医者さんに指摘されるのが嫌だから行くのが億劫だという方もいます。

ケアが足りていないと指摘されそうで恥ずかしい、当たり前のことができない人だと思われるのが嫌といった意見も多く聞かれます。

診療の際に歯医者として患者さんの日頃のケアの状態を聞くのは治療の一環です。

歯医者さんは間違っているところは説明してくれてアドバイスもくれますので、素直に答え改善していくのがベストで安心といえるでしょう。

また、虫歯や歯周病を放置してしまったのでこんなになるまで放っておいたのと言われるのが嫌という意見もあります。

その場合は、受診した際に歯医者が苦手で分かってはいたけれど治療に来るのが遅くなってしまった旨を伝えましょう。

今よりも症状が悪くならないように歯医者で早めに受診することをおすすめします。

歯医者 嫌い 理由

 

治療の予約や経済的な問題

あるアンケートでは、歯医者に行くことをためらった主な理由として、治療の予約を取ることが面倒なためと回答した方が最も多く、次いで金銭的な余裕がないため、行く時間がないためと続きました。

治療が1回で終わらず、定期的に歯医者に通わなければいけないことがネックとなっているだけでなく、歯医者での治療よりも他の病院での治療にお金を優先してしまう方もいるようです。

予約だけして結局診療に行かれない方や、治療を途中で終わらせてしまう患者さんもいらっしゃいます。

 歯医者 嫌い 理由

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は歯医者が嫌いになってしまう理由をご説明させていただきました。

歯医者へ行くことを敬遠する理由は人それぞれです。

しかし、お口のトラブルをそのまま放置してしまうと、症状は悪化しさらに大きな問題に繋がりかねません。

歯の健康は身体にとって大変重要なことです。

昨今は、患者さんの恐怖心に寄り添って無理のない範囲で治療してくれる歯医者は多いです。

選択肢もたくさんあります。

ご自身に合った、通いやすく安心できる歯医者さんの先生を選ぶとよいでしょう。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2022.10.31更新

こちらの記事は5分で読めます。

【 目 次 】

インプラントは、周りの歯や口全体に与える悪影響が最も少なく、耐久性と咀嚼能率が高い治療方法です。

しかし、インプラント治療はすべての歯科医院で受けることができる治療ではありません

かかりつけの歯科医師だから、自宅から近いから、口コミサイトの評価が良いからという理由だけで、担当医や歯科医院を選ぶことはお勧めできません。

そこで今回はインプラント治療における、歯医者の選び方、ポイントをご紹介致します。

 

インプラント治療前のカウンセリングや問診

まずはインプラントの専門医(担当医)が、患者に丁寧に治療前のカウンセリングや問診を行ってくれるかが選び方の1つとしてチェックしたほうが良いでしょう。

患者が治療前のカウンセリングや問診でインプラントのメリット・デメリット、手術や全身疾患におけるリスク、インプラント以外の治療の選択肢など気になることをしっかり先生に相談できれば、正しい治療の選択をできるようになるからです。

歯周病を持っている患者さんはインプラント治療は出来ませんよ。

 歯医者 インプラント 選び方

インプラントの治療費や治療期間等の事前説明

次に、インプラント治療を検討する上での事前診療説明が徹底されているかをチェックしましょう。

インプラント治療は自費診療のため制限等がなく、治療方針、治療費、治療期間、保証内容などが歯科医院や歯科医師によって大きく異なるケースが多いです。

インプラントとはどのような治療・手術の仕方で、どのような仕上がりになるかが説明の段階でわからないと患者が不安を抱えてしまいます。

インプラント治療後にそんな話は聞いていなかった!とトラブルにならないためにも、しっかりとした診療前の説明を受けることが重要となります。

 歯医者 インプラント 選び方

高品質でシェアの高いインプラント体を使用

インプラント体には様々なブランドがあり、世界中に約900個が存在します。

インプラント治療における1本あたりの治療費は歯科医院によりますが、低額の場合で10万円~15万円、高額になると60万円以上と金額に幅があります。

インプラント体の信頼性を見分ける方法のひとつに、過去の実績が挙げられます。

インプラント治療の現場で長く信頼されて十分な採用実績があり、術後の安定性についても時間をかけてしっかりとした研究が行われているメーカーのインプラント体が使用されるのであれば、安心して治療を受けられます。

インプラントメーカーは国内外に数多くありますが、高いシェアを誇る世界3大インプラントメーカーとして、ストローマン社(スイス)、ノーベルバイオケア社(スイス)、デンツプライシロナ社(スウェーデン)が知られています。

他院と比べてあまりにも安いインプラントの治療費を掲げている歯科医院は、品質が低くて破損しやすい安価なメーカーのインプラント体を使用しており、せっかくインプラント治療を受けても結果的に再度治療を行わざるを得なくなるケースがありますので注意しましょう。

 歯医者 インプラント 選び方

インプラントの専門設備が整っている

安心・安全なインプラント治療を行うためには、様々な設備が欠かせません。

例えば、インプラント手術前の検査では3DCTレントゲンが必要です。 インプラント体を埋入する位置が患者さん個人の骨構造によって異なるため、骨構造を正確に把握する必要があるからです。

骨の厚みや神経、血管の状態、噛み合わせなどをしっかり把握できるので、最適なインプラント治療計画を立ててもらえます。

インプラント手術の際は感染症対策として、着実な衛生管理を行える専用手術室や、器具の滅菌を行う設備が不可欠となります。

 歯医者 インプラント 選び方

知識・経験・実績のあるインプラント学会認定医が在籍

歯科医師の世界には、ヨーロッパで最大最古の歴史を持つインプラント学会・DGZIの日本支部である国際口腔インプラント学会(ISOI)や、日本口腔インプラント学会(JSOI)などの学会があり、インプラントにおける最新情報の発信やインプラント技術習得の場となっています。

歯科医師が学会の認定を受けるためには臨床研修や筆記試験などを受ける必要があり、認定医であることはインプラント治療の確かな知識と技術を持つだけでなく、常にアップデートし向上させようとする姿勢の表れでもあります。

また、インプラントコーディネーターの歯科医師が在籍している歯科医院は、インプラント治療に関して経験値が高く専門性も高いことが分かります。

この資格は国際口腔インプラント学会などで認定しており、インプラント治療について十分な知識を持っている歯科医師・スタッフであることの証です。

インプラント治療の様々な不安や疑問などを率直に相談できる頼もしい存在となる歯科医師です。

 歯医者 インプラント 選び方

インプラント術者の高い技術力

インプラントの手術にかかる時間は、熟練した技術の高い歯科医師が行う場合、簡単な症例であれば10分を切ります。 難しい症例でも手術は20分前後で完了します。

最適な位置に最小限の骨の切削で手術を行うため、短時間での手術が可能になり、術後の痛みや腫れも少ないです。

インプラントは一生虫歯になることはありません。

しかし、インプラント周囲炎(インプラントの歯槽膿漏)やインプラントの破折は予防する必要があります

どこの位置に適正にインプラントを埋入することができるか、そして患者一人一人にあったインプラント、被せ物を使用する必要があります。

インプラントの品質は、素材はもちろん実際に使用される被せ物を製作する技工所の技術力によって大きく左右されます。

優秀な技術の高い技工所の加工料金は高額となることが多いですが、インプラント周囲炎や破折を防ぐ可能性は高まります。

 歯医者 インプラント 選び方

インプラント治療前後のサポート

インプラント治療後の10年後・20年後を見つめ、質の高い生活を送ることが叶うよう、適切なセルフケアと経験の多いプロフェッショナルケア(歯科医院でのクリーニング)を続けることが必要です。

人の噛み合わせは虫歯になったり、削られたりしなくても骨の形態が年々変わることや夜の歯ぎしりなどの要因により変わっていきます。

力のコントロールが重要なインプラントは噛み合わせが大事なので、定期的にプロフェッショナルケア時にチェックしてもらうことが望ましいです。

 歯医者 インプラント 選び方

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はインプラント治療における、歯医者の選び方、ポイントをご紹介致しました。

インプラントは安価ではありませんが、失った歯をもう一度手に入れることで、手術後は快適な口腔環境を取り戻すことができます

きちんと選び方のポイントを理解した上でインプラントのメリットを享受できる品質の高い歯科医院で治療、手術を受けることをおすすめします。

投稿者: ブルーリーフ歯科

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