院長ブログ

2024.02.15更新

こちらの記事は5分で読めます。

【 目 次 】

虫歯や歯周病から歯の健康を守るため、歯並びなどの歯の美しさを保つためにマウスピースを装着することは重要ですが、その際に気になるのが価格です。

今回は、歯医者でマウスピースを作成した際の価格やメリット、注意点などについて詳しく説明していきます。

歯医者 マウスピース 価格

 

 

マウスピースの価格の違い

歯医者で提供されるマウスピースの価格は、いくつかの要因によって異なります。

主な違いとしては以下の点が挙げられます。

 

種類と目的

マウスピースの種類や目的によって金額が変わることがあります。

歯ぎしりや矯正治療、スポーツガードなど、一般歯科・審美歯科の用途に合わせて異なるタイプのマウスピースが存在します。

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材質とクオリティ

マウスピースの材質や品質も価格に影響を与えます。

高品質な素材の材料を使用したカスタムメイドのマウスピースは、通常他の選択肢と比較すると高額となる傾向があります。

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カスタマイズの度合い

マウスピースをカスタムメイドする方法の場合、型取りや調整のため歯科医院で歯科医師の診療を受ける必要があります。

カスタマイズの度合いが高いほど、マウスピースの総額が上がる可能性があります。

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マウスピースの価格の要因

歯医者で作成するマウスピースの費用は、様々な要因によって大きく影響されます。

以下で説明していきます。

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カスタムメイドか既製品か

歯医者でマウスピースをカスタムメイドで作成する場合と、既製品のマウスピースの場合があります。

マウスピースをカスタムメイドする場合、歯科医院で診療を受け、型取りや調整が必要で、マウスピースの料金が高くなる可能性があります。

一方、市販のマウスピースは、既成のマウスピースを熱湯などで柔らかくして、自分の歯型に合わせ固めるものです。

価格は抑えられるものの、マウスピースがしっかり歯型に合っていないと歯並びが悪くなってしまう場合があるため注意が必要です。

歯が動いてしまい歯並びや噛み合わせが悪くなってしまうと、元の状態に戻すには何十万円もかけて、歯科矯正の治療をしなければならない可能性があります。

そのため市販のマウスピースは使わないことが望ましいです。

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材料の品質

マウスピースの素材の材料は、プラスティックやシリコンを中心に様々です。

高品質な素材の材料を使用する場合、マウスピースの金額が上昇することがあります。

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治療の複雑さ

矯正治療などの場合、治療の複雑さによって治療費を含めた料金が変わることがあります。

歯の移動が必要な矯正治療では、カスタムメイドのマウスピースを使用することが多いです。

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マウスピースの価格の目安

カスタムメイドのマウスピースは、材料や作業方法の手間の部分によって価格が異なるため、事前に歯科医師と相談することが重要です。

一般的なマウスピースの料金の相場について説明していきます。

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歯ぎしりと食いしばりの治療目的で作成

歯医者で作成する歯ぎしり・食いしばり用で就寝時に装着するマウスピースは、ナイトガードと呼ばれています。

歯科医院で作成するマウスピース(ナイトガード)は、顎の筋肉の触診や関節の状態から顎関節症の症状であると診断されれば、基本的に保険が適用される症例となります。

その場合、患者様の負担費用は3割負担で5,000円程度となります。

しかし、顎関節症の症状が認められない場合は、あくまで予防として就寝時に装着するマウスピース(ナイトガード)となるので、負担費用が10,000円弱となります。

患者様によって、もしくは歯科医院によってマウスピース(ナイトガード)の価格に違いが生まれるのは、なぜマウスピース(ナイトガード)を作成するのかによって、保険が適用されるか、保険が適用されないかが変わるからなのです。

尚、マウスピースの費用とは別で、初診料や再診料、検査料などが発生します。

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スポーツ用マウスピース

スポーツ時に装着するマウスピースは、歯を守るだけでなく、お口の中を切ったり噛んだりすることも防止します。

また、相手方を傷付けることを防止するなど、利点は様々です。

ただし、スポーツ用マウスピースは、健康保険適用の対象外です。

使用する競技や色の希望などを伺い、オーダーメイドで歯型に合わせたスポーツ用マウスピースを作成している歯医者が多いです。

自由診療であり用途や種類によって様々ですが、1~2万円から料金設定している歯医者が多い印象です。

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費用対効果のバランス

マウスピースの価格は重要ですが、その効果や健康へのメリットも考慮する必要があります。

歯の健康を守るため、歯の美しさを保つためには、適切なケアや治療への対応が必要です。

マウスピースの価格と健康を考え、最適な選択をすることが大切です。

口腔環境や健康を守りつつ、心身のストレスをうまく調整できるのだと考えれば、費用対効果はかなり高いと言えるのではないでしょうか。

カウンセリング1回であれば、無料で行っている歯科医院も多くあります。

歯科医師の診察を受けて、ご自身の状況に合ったマウスピースの選択肢と価格を検討しましょう。

健康な歯と口腔環境を保つために、適切なマウスピースの装着を検討することをおすすめします。

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投稿者: ブルーリーフ歯科

2024.02.01更新

こちらの記事は5分で読めます。

【 目 次 】

歯の健康を守るために、歯医者で歯科医師・歯科衛生士による治療やケア、アドバイスを受けることは大切です。

その中でも特に注目されるのがマウスピースの使用です。

今回は、歯医者で作成するマウスピースと保険適用に関する情報を詳しく解説します。

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マウスピースとは?

マウスピースとは、「歯の健康を守るため」や「歯の美しさを保つため」に必要なアイテムのひとつです。

マウスピースの主な目的は、歯ぎしりや歯の食いしばり、歯並びや噛み合わせの異常によるお悩みを抱えている患者さまの問題を改善し、歯や顎にかかる負担を軽減することです。

歯並びや噛み合わせの不正を矯正するための従来のブラケット矯正治療だけでなく、マウスピースを装着する矯正治療も選択肢のひとつとなっています。

また、スポーツ時にお口の中を保護するためのスポーツガードとして、自宅で行うホームホワイトニングに、マウスピースが利用されています。

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マウスピースの保険適用

歯医者でマウスピースを作成・提供するケースは、保険適用されるケースとして以下の点が挙げられます。

 

 

歯ぎしりや噛み合わせの問題

歯ぎしりや噛み合わせの異常によって歯や顎に問題があるケースは、マウスピース作成に健康保険が一部適用されることがあります。

マウスピースの保険適用には、歯科医師の診察や評価が必要です。

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マウスピース矯正

マウスピース矯正治療は保険適用されず、基本的には自由診療となります。

そのため、歯列矯正を検討していても、高額な費用が悩みとなり踏み出せない患者さまも多いのではないでしょうか。

歯列矯正は一部の症例で保険適用され、該当すれば費用の負担を軽減させられます。

保険適用でマウスピース矯正治療を行うケースは、国が定める疾患であることや、厚生労働省に認可された保健医療機関で治療を受ける必要があります。

ただし、マウスピース矯正治療を受けるケースでは、治療を受ける施設が条件から外れていると、健康保険を適用させられない可能性があるため注意が必要です。

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スポーツガード

スポーツをする際にマウスピースをガードとして装着するケースで、特に子供や学生の場合は、健康保険が適用される可能性があります。

スポーツによる怪我や事故から歯を守るためにもスポーツガードの装着が勧められます。

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保険適用外のケース

ただし、全てのケースにおいてマウスピースの保険適用がされるわけではありません。

以下の点に注意が必要です。

 

 

審査と診断

マウスピースの保険適用には歯科医師による詳細な審査と診断が必要です。

症状や状態によって、マウスピース作成時の健康保険の適用対象が異なります。

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自費負担の可能性

保険適用対象外のケースでは、マウスピースの作成や提供には費用の負担が必要になる可能性があります。

事前に歯科医師や歯科衛生士と相談し、マウスピースにかかる費用の負担について理解しておきましょう。

特に自由診療を基本とするマウスピース矯正の治療は、比較的軽度な症状に適用されるため、保険が適用されるケースはほとんどないでしょう。

マウスピース矯正治療のケースは、治療終了までにかかる負担費用の総額、費用の内訳などは、事前に納得のいくまで歯科医院へ確かめましょう。

マウスピース矯正治療の費用は歯科医院によってばらつきがありますが、相場よりも極端に費用が安い場合は、検査料や調整料などが後から追加され、最終的に想像以上に高額な治療のための費用となってしまうケースもあります。

歯医者で提示された費用に何が含まれているかは、治療開始前に歯科医師にきちんとチェックすることが必要です。

予算がある患者様は複数の歯科医院で無料カウンセリングを受けるなどして費用の総額を確認して選ぶと良いでしょう。

初診カウンセリングを無料で行っている歯科医院は多いです。

口腔内検査をした上で、歯並びについてどのような悩みをお持ちかカウンセリングを行います。

また、治療方法をいくつか提示し、かかる費用についても丁寧に説明してくれます。 気になることは遠慮せず気軽に相談・質問しましょう。

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保険制度の違い

国や地域によって保険制度が異なるため、マウスピースが保険適用となる詳細な条件や内容については、地域の保険制度をチェックすることが重要です。

一部の地域では、保険適用に年齢制限が設けられていることがあり、子供や若い年齢層に対して優遇されることがあります。

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マウスピース矯正の費用の支払い方法

自由診療のマウスピース矯正の治療にかかる費用は、それぞれの歯科医院で支払い方法が異なります。

経済的な負担を考慮した支払い方法を準備されている歯科医院が多いので、ご自分に合った方法を選択し、通院しましょう。

ここでは、多くの歯科医院が導入している支払い方法を解説します。

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トータルフィー制

トータルフィー制とは、歯列矯正の治療にかかる費用の総額(定額制)を最初に提示して治療を開始する制度のことです。

検査料やマウスピース代、毎月の調整料などの費用がすべて含まれています。

そのため、治療が長期化したケースで費用が増えていく心配がありません。

しかし、予定よりも治療が早く終わったケースでも、返金がないため注意が必要です。

比較的短期間で治療が終わることが予想される症状では、割高になってしまうケースもあるでしょう。

 

 

都度払い制

都度払い制は、マウスピース代や保定装置代以外に、毎月の調整料などの費用を来院のたびに支払っていく制度です。

まとめて支払わなければいけない費用が少ないため、経済的な負担を減らせる支払い方法と言えるでしょう。

しかし、治療が長期化すればその分費用が増えていくため、難しい症状では費用の負担が大きくなるかもしれません。

短期間で終了すれば支払いが発生しないため、費用の負担を抑えて治療が受けられるケースもあるでしょう。

それ以外にも治療費用そのものを安く抑えるわけではありませんが、1回の支払負担を軽減するために、デンタルローンを活用する方法もあります。

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保険の適用チェックと歯科医師への相談を

歯の健康を守るため、歯の美しさを保つためにマウスピースを装着するケースでは、マウスピースが健康保険の適用となる条件や内容について理解することが大切です。

歯科医師や歯科衛生士と相談し、適切なアドバイスを受けることで、マウスピースの選択や手配がスムーズに行えます。

健康な歯とお口の中の環境を保つために健康保険適用の有無や条件をチェックし、ご自身に適切な治療やケアを行いましょう。

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投稿者: ブルーリーフ歯科

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