院長ブログ

2023.02.14更新

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【 目 次 】

子供はもちろん、大人でも痛い治療は気分のいいものではありません。

歯科治療=痛いものと思い込んでしまうと、虫歯や歯周病になってしまったときに治療に積極的になれず、いつの間にか悪化させてしまうケースもあります。

近年では歯科微痛治療として、歯科治療で感じる痛みをできるだけ抑えた、痛みの少ない処置を行っている歯科医院も多くあります。

完全に痛みがなくなるわけではありませんが、痛みの少ない歯科医院を探している方はぜひ参考にしてみてください。

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麻酔注射の痛みを緩和するための対策

歯科治療での痛みの代名詞と言えば麻酔注射を思い浮かべる方が多いと思いますが、昨今ではほとんど痛みなく処置が可能となっています。

 

表面麻酔の塗布

歯科治療で麻酔を行なう際は、麻酔針を歯茎に刺す時に痛みを生じることもあります。まず歯肉に塗り込むタイプの麻酔を施し、歯茎が麻痺した状態で麻酔注射を行います。これにより、刺さる時の痛みも軽減できます。

 

痛みを感じさせない電動麻酔器

注射の際に痛みを感じる原因のひとつに、麻酔の薬剤を注入するスピードにムラがあることが挙げられます。瞬間的に余計な圧力がかかると、人間は痛みを感じやすくなります。手動で注射をすると、いくら気をつけていても薬剤を押し出す力がどうしても不安定になってしまい、これが痛みに繋がるのです。その点、電動麻酔器を使うと、機械で麻酔剤を注入するスピードを調整することができます。ゆっくりと一定のスピードで注入できるので、痛みの軽減につながります。さらに、注射針は細ければ細い程、痛みを抑えることができるため、極細の注射針を使用し、刺すときの痛みにも配慮することができます。

 

麻酔針の刺し方

注射針を刺す際には、刺す角度によっても歯肉に加わる圧力レベルが異なってきます。麻酔針をお口の粘膜にあてがいながら注射を行なうと、過度な圧力が加わりにくくなるため、痛みが伴いにくくなります。

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拡大視野下で精密な処置

歯の削る範囲が大きければ、その分痛みも強く感じることになります。

マイクロスコープや歯科拡大鏡を用いた精密な処置を行い、出来るだけ痛みを感じないよう最小限の切削を行うことができます。

 

5倍速コントラの使用

通常の歯を削る機器(歯科用タービン)とは異なり、5倍速コントラと呼ばれる切削機を使用することにより、歯を削る時の振動や音を格段に小さくさせることができますので、痛いと思い込ませてしまう恐怖心自体も生じにくくなります。

 

痛みも少なく治りも早い歯科用レーザー

歯科用レーザーとは、レーザー光のエネルギーを利用した治療機器のことです。

歯や歯ぐきの殺菌、歯肉や粘膜の切開などに活用でき、薬剤を使った治療に比べて副作用がなく、痛みもほとんど感じません。

また、治癒スピードも速いという特徴があります。

虫歯や歯周病の治療、根幹治療では、殺菌作用によって虫歯や歯周病の原因菌を殺菌して症状の改善を目指します。

ほかにもお口の中の炎症を緩和したり、口内炎を治療したりと、幅広い症状に対して治療ができます。

患者さんの身体的・肉体的な負担が少なくやさしい治療といえるので、高血圧や心臓疾患などの持病がある方や、妊娠中の方の治療にも使えます。

 

まとめ

痛みの緩和だけでなく、治療に伴う心身的な負担の軽減に努めている歯科医院も増えているようです。

治療に伴う心身的負担を抑えるためには、患者様の事をしっかり理解する、ということが大切です。

これまでの治療で恐怖を感じたことや麻酔注射との相性などを聞き入れてくれる、その情報を考慮した上で適切な処置を実施してくれる、患者様としっかりコミュニケーションを取ることで、不安や緊張を和らげ、落ち着いた状態で治療を受診していただけるように工夫や対策を施してくれる歯科医院であれば、さらに通いやすくなりそうですね。

また、早期治療を行なえば行なうほど、痛みの発生リスクが減ります。

ご自身の歯に違和感を感じた際は、早めに来院しましょう。

投稿者: ブルーリーフ歯科

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