院長ブログ

2022.12.13更新

こちらの記事は5分で読めます。

【 目 次 】

皆さまは歯医者にマメに通われていますでしょうか?

忙しいからと歯の検診を怠っていると後々後悔することになります。

しかしながら、歯医者に通うには治療費や診療費など費用面で気になることもありますよね。

歯科治療は、健康保険の対象とそれ以外の自費治療に分かれます。

保険治療と自費治療には治療費などの費用面だけでなく、他にも大きな違いがあります。

それぞれのメリット、デメリットを理解して納得できる治療を受けることが大切です。

今回は歯医者での治療費における、保険について取り上げてゆきます。

歯医者 治療 保険

 

保険治療のメリットとは?

保険治療は、健康保険が使える治療のことです。

保険治療は、日本の国が定める制度であり、自費での費用負担を抑えた一定水準の治療を受けることができます。

基本となる治療、虫歯や歯周病など一般的な内容に対応します。

インプラントは保険適用という記事も見かけますが、特殊な場合を除き基本的には適応できず、セラミックは原則適用外になります。

義歯(入れ歯)等も使用する材料により適応・適応外と分かれますのできちんと調べておくことが必要。

抜歯、レントゲン撮影といった処置ごとの点数の合計で治療費が決まり、患者さんの負担は治療費の3割以内と、少ない負担で治療を受けることができます。

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保険治療のデメリットとは?

保険治療は、痛みを取る、噛めるようにするための必要最低限度の治療に限られます。

日本は世界有数の虫歯大国でもあると言われており、それには大きな理由が2つあります。

 

①定期検診に行かない(痛くないと歯医者に行かない)

予防歯科先進国であるスウェーデンやアメリカと比べ、日本では定期検診にきちんと通う方がまだまだ少ないのが現実です。

腫れたり、痛みが出てから治療を受け、症状が治ったらもう通わないという方がほとんど。

虫歯や歯周病から歯を守るために、一生涯自分の歯で食事をするためには、セルフケアと歯科医院での定期検診が必要になります。

 

②保険治療で十分であるという認識

保険治療は、治療方法や治療に使う材料、治療にかけられる時間に制限があり、インプラントやセラミックなど、その制限以上の治療は行うことができません

保険治療には多くの制限があり、使える材料が必要最低限度になるため、強度や変色に弱く耐用年数は短くなります。

そのため以前虫歯を治療したのに、何年か経ってまた虫歯になり、歯を削る治療から神経を取る治療、そして抜歯へと進んでしまいます。

一回一回の治療の精度を上げて、治療回数を減らすことで再治療を先延ばしにすることが大切になります。

保険治療の治療水準は数十年前のものであり、使用する材料の金属は金属アレルギーを引き起こす可能性のあるもの、諸外国では使用されていない金属が、日本の保険治療では今も使用されています。

歯医者 治療 保険

 

自費治療のメリットとは?

自費治療は、高性能の材料を使用できて、高品質のものを装着することができるため、治療効果が高い治療を行うことができます。

歯を白くするホワイトニングや歯列矯正など美容目的の治療、インプラントやセラミックなど新しい技術や高価な材料を使う場合は自費治療になります。

自費治療は内容も料金も歯科医師の裁量の部分が大きく出ます。

そのため、見栄えや使用感など、より質の高い治療を追求できます。

保険治療と違い、細かなルールや制限がないため、最善な方法で治療を受けることができるのです。

小さな虫歯であれば保険治療でも十分な治療を行うことができますが、大きな虫歯や歯と歯の間に広がる虫歯の場合などになると、その方に合った最良の方法は変わってきます。

見た目だけでなく、大事な身体の中に入れるものだからこそ、できるだけ良いもの・安全なものを使いたい・金属アレルギーが心配、などに対応できるものは自費治療になります。

歯医者 治療 保険

 

自費治療のデメリットとは?

① 費用がかかる

精度の高い詰め物の加工や長持ちする接着剤、医師の技術料などを加味した結果、治療費は高くなりがちです。

アメリカなど諸外国に比べるとかなり低いのですが、健康保険の3割負担制度がある日本人にとっては高価に感じられてしまう傾向にあります。

自費治療の場合、料金の算定基準や保険診療と比べた治療内容の違いなどの説明で曖昧な例もあるのが現状。

結果として、多くの患者さんが歯科の治療費に釈然としないケースにつながりやすいのです。

 

②歯科医院によって治療内容や治療費に差がある

自費治療は、歯科医院により治療・診療内容や技術力、費用などに違いがあります。

保険治療でも同様ですが、同じ治療法だからといって全てが同じ水準が保たれているわけではありません。

導入設備も違いますし、先生の考え方や説明の仕方にも差があります。

ご自分にとって良い診療をして頂ける歯科医院に出会えるように、しっかりとした歯医者選びが必要になります。

歯医者 治療 保険

 

歯のハイブリッド治療?

健康保険対象とそれ以外の治療を同時にする診療のことを混合診療と呼び、日本の医療では通常認められません

ところが、歯科治療では歯を削った後や抜歯の後の処置に限り、患者が希望すれば保険治療から自費治療に移行することもできるのです。

また、同じ処置でも患者の口内の状態によって保険治療か自費治療か変わるものがあることも注意が必要です。

例えば歯磨き指導の場合、すでに虫歯や歯周病にかかっている場合は保険適用になります。

ただし虫歯が1本もないなど口内が健康な状態なら自費治療になります。

フッ素塗布は基本は自費治療ですが、虫歯になりやすい患者さんに対しては、保険が適用されるケースもあります。

いずれも歯科医が患者さんの歯の状態を診断したうえで治療を進めていきます。

もちろん、保険治療と自費治療のどちらを選ぶかは最終的に患者さんの意思です。

納得できる治療を受けるために、治療前には歯科医に十分な説明を求める姿勢も重要でしょう。

歯医者 治療 保険

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は歯医者での治療・診療における治療費、その保険に関する記事を書いてみました。

歯の状態は個人によって千差万別です。

どんな治療を受けたいかも様々です。

歯は身体の健康の大切な源であり、安全かつ最適な診療を行うことが、なによりも大切なことです。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2022.11.29更新

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皆さんは歯医者に定期的に通っていらっしゃいますか?

虫歯ができたから治療で歯医者に行く、矯正をしたいから歯医者に行く、歯医者の役割はそれだけではありません。

普段から歯医者さんに通う習慣を付けることで歯をとても健康に保つことが出来ます。

実は高齢者の健康部門で後悔することの第1位は歯の治療と言われています。

幼少の頃の記憶や、過去の経験を理由に、歯医者を遠ざけてしまう傾向がある方も少なくないと思います。

現在では、十分な説明と、対話を通じて信頼を得ることが重要と考えていたり、治療器具などが目に触れないよう気を配り、患者様がリラックスできる院内づくりを心がけ、治療に対する恐怖を少なくするための工夫をしている歯医者は増えています。

この記事が歯の健康を守るための参考になればと思います。

 

8020運動をご存じでしょうか?

皆さんは「8020(ハチマルニイマル)運動」をご存知でしょうか。

以下、日本医師会のHPより抜粋

いつまでもおいしいものを食べ続けるための元気な歯は、日々の手入れから。

1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。

20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。

楽しく充実した食生活を送り続けるためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでの全てのライフステージで健康な歯を保つことが大切です。

ぜひ「8020」を目指してください。

  歯医者 嫌い 大人

大切な歯を守るために認識しておきたい大事なことは?

①虫歯や歯周病などの疾患にかかってしまった場合は、可能な限り歯医者で高水準の治療を受け、悪くなりづらいようにすることが大切です。

歯科治療は日進月歩と言われています。

次々と新しい治療技術や治療器具が開発され、治療の質もより高度化してきました。

さらに、高齢化が進み、お口の中のトラブルも多様化しています。

こうした時代の中で歯科医師に求められているのは、お口の中の様々な悩みを解決するために、最新技術を取り入れた質の高い歯科治療を提供することなのです。

そうした治療を受けるためには、歯医者選びもとても重要です。

歯科医師は研修会・セミナー・学会などに積極的に参加し、常に歯科医療技術の向上に努めていくことで優れた診断力と最新技術によるハイレベルな治療を施すことが出来ます。

また、歯科医師の経験や知識、技術力が不可欠ですが、最新鋭の治療設備がなければ実現は難しいです。

歯科用CTやレーザー装置などの高水準の医療設備やオペ室など、診療体制を充実させることで治療中のミスを防ぐことに繋がります。

安全・安心の治療を実現している歯医者かをまずは見極めましょう。

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②セルフケア・プロケアを受けること歯医者で施される専門的なケアのことをプロケアと言います。

セルフケアだけで歯の健康をキープすることはまずできませんから、定期的にプロケアを受けることが大事です。

4~6か月に1回程度は歯医者へ足を運びましょう

セルフケアとは、日常生活において自分自身で歯をケアすることです。

歯医者へ行った際、専門家が口内の健康をキープするためにするべきことを教えてくれますから、それを実践しましょう。

口内の健康を保つためには、どちらもきちんと行う必要があります。

セルフケアをきちんとしているからプロケアを受けなくていいということもありませんし、逆もまたしかりです。

 

歯医者 嫌い 大人

 

③歯の価値を見出すこと永久歯は親知らずをいれなければ、基本的に28本歯があります。

あなたはその歯1本の価値はどのくらいだと考えますか?

日本予防医学協会の調べでは、

日本人の一般の人が思う価値は、歯1本約35万円。口の中全部(28本)で973万円

歯科医師が思う価値は、歯1本約104万円。口の中全部(28本)で2913万円

アメリカで同様のアンケートを国民に対して取ったところ、

アメリカ人の一般の人が思う価値は、歯1本500万円。口の中全部(28本)で1億4000万円

という結果になったそうです。

保険の制度の違いはありますが、アメリカと日本では一般の方の歯に対する価値観が大きく異なることが分かります。

一度失ってしまえば、どれだけお金を払ってももう自分の歯は戻ってこないですし、やはり自分の歯に勝るものはありません。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

歯の大切さ理解して頂けましたでしょうか?

歯は人間の一部というだけではなく、謂わば資産のような存在です。

適切な歯医者選びと、口内健康を保つためのケアで、健康な歯=ご自身の資産を守っていきましょう。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2022.11.27更新

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虫歯が出来ちゃったけど歯医者には行きたくない。。。

こんなこと思ったことありますよね?

歯科治療に恐怖心が伴うのは仕方のないものです。

理想の歯医者に求める条件は様々あると思いますが、ここでは歯医者嫌いを克服する為の6つのポイントにまとめて紹介していきます。

 

診療してもらう歯医者はこのように選ぼう

歯医者さんを選ぶ目安として、まずは治療において麻酔についての説明がしっかりとされているかをチェックしましょう。

行こうとしている歯医者のホームページなどで麻酔についての説明がきちんと掲載されていたら、その歯科医院は麻酔に対して熱心に取り組んでいると考えることができ、いかに不安を取り除く歯科治療にしているかの一つの指標になります。

また、歯医者の予約をとる時の応対も非常に重要です。

不安感が強い方は歯科治療にある程度時間をかけ、少しずつ治療を進めていく必要がありますので、治療時間をある程度確保してもらうことにより、安心して治療にのぞむことができると思います。

不安な気持ちにも寄り添ってくれる歯医者さんとともに、しっかりと治療を受けられるのが克服するための理想と言えるでしょう。

歯医者 嫌い 克服

歯科医に事前に苦手なことや過去の経験を伝えておく

歯医者に行くことが苦手であったり、治療の際に痛みを感じるのが怖いと思っているのであれば、そのことを初めの診療やカウンセリングで歯科医師または歯科衛生士に伝えましょう

初めに伝えてもらうことで、歯科医師側も配慮しながら歯科治療を進めることができます

緊張もほぐれ、不安な気持ちも少し落ち着き、克服の第一歩となります。

また、不安に思っていることへの説明や改善案を提示してくれる場合も多く、安心して歯科治療を受けることができます。

歯科医に面と向かって言えないという方は、電話予約の際に伝えてみると良いかもしれません。

歯医者 嫌い 克服

痛くない治療を選択する

歯の痛みの感じ方には個人差がありますし、虫歯のできた場所、程度によって麻酔が効きにくいこともあります。

以前よりも痛みの少ない治療の選択肢も広がっています。

事前に痛みが苦手であることを歯科医に伝えて、表面麻酔を行うようにお願いすることもできます。

いつ来るか分からない痛みに怯え続ける必要もなくなり、安心して歯科治療を受けることができ克服に繋がります。

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歯医者の独特なにおいが苦手な方はマスクで防御

歯医者が苦手な理由の1つがにおいです。

消臭剤を用意したり空気清浄機を稼働させたりと、細心の注意を払っている歯医者も多いようです。

アロマの香りを焚いていたり、上手に換気を行っているところが多くなってきたため、特有のにおいが充満している歯医者は少なくなっています。

しかし、それでも嫌な臭いを感じてしまう方には、待合時間だけでも消臭作用のあるマスクを着用しても良いかもしれません。

 歯医者 嫌い 克服

子供の頃から安心して通える歯医者のところへ

歯医者が苦手な方は、幼い頃のトラウマからくるものが原因で嫌いになること多いようです。

そのためには、痛くないうちから行ける安全な場所であることを、親も子供も知る必要があります。

歯科医院はみんなの健康を守る味方であることをお子さんに伝えてあげてほしいと思います。

また、小さいころから歯医者での治療に慣れてもらえるように、歯医者さんの椅子に座る練習をさせてくれる歯医者もありますので、今小さなお子様がいらっしゃる方の参考になればと思います。

 歯医者 嫌い 克服

心がリラックスできる静脈内鎮静法を使う

歯医者が苦手なポイントがはっきりしても、それでも恐怖心や不安があるという方には、静脈内鎮静法という処置の方法があります。

静脈内にお薬を入れ、心と体を少しずつリラックスさせていきます。

患者さんはウトウトと眠たくなるような感覚になります。

拘束されている感覚になるなど、体がこわばってしまうような方には効果的で、緊張感がほどけ、穏やかな気分になれる作用があります。

過度な恐怖なども感じずに治療を行うことができる方法なのです。

リラックスできるために、恐怖感や不安感の強い方に有効な方法なのですが、この静脈内鎮静法は保険適用外の処置であるため、高額になってしまうことに注意が必要です。

 歯医者 嫌い 克服

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は歯医者が苦手な方へ、克服する方法をご説明させていただきました。

まずは、安心して通うことができる歯医者選びから始めることが、克服への第一歩となるでしょう。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2022.11.15更新

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あなたの子供さんは歯医者さんでの治療を嫌いになっていたり怖がったりしていませんか?

虫歯の歯科治療は、大人でも苦手な人がいるほどですから、子供が歯科治療を嫌いになっていてもそれは仕方がないことなのかもしれません。

ただ、虫歯は放っておいても自然に治ることはなく、乳歯はどうせ抜けるからと放置すると、次に生えてくる永久歯の虫歯や歯並びに大きな悪影響を与えてしまいます。

歯医者が嫌いでも子供のために早めに歯医者に行き、歯科治療を始めてあげたいものです。

リラックスして歯医者で歯の治療を受け入れてもらうためにはどうすれば良いか紹介していきます。

 

初めての歯科医院での歯科治療は予防を体験

最初に訪れた歯医者さんが治療のためであれば、苦手なイメージがついてしまうのは否めません。

そこで、お子さんの歯が生え始めたら、虫歯の治療がなくても定期健診として是非歯医者さんを訪れましょう。

お口をみせて甘いフッ素を塗るだけですし、痛みを感じることもなく、先生にも歯科衛生士さんにも褒められ、歯医者さんへの苦手意識を持つこともないでしょう。

また、歯医者に定期的に通うことで、虫歯を未然に防ぐことができるのも大きなメリットになり安心です。

 歯医者 嫌い 子供

不安にさせない取り組みをしている歯医者さん

優れた小児歯科は、まず診療スペースやインテリアなどから、子供に配慮した設計を行っています。

また、歯科治療中も恐怖心を抱くような器具を視界に入れなかったり、歯科治療以外のことに意識が向くような工夫を凝らして、子供の歯科治療に対する不安を取り除いています。

そうした取り組みは、実際に足を運んでみなければ分かりにくいですが、子供を歯医者嫌いにさせないためには重要なポイントといえます。

 歯医者 嫌い 子供

子供に歯医者さんを好きになってもらうには?

子供にとって病院に行くのが苦手だというのは自然なことです。

なかでも、歯医者さんは治療で歯を削ったり、痛い思いをすることもあるので、子供にとっては大変なことです。

子供の虫歯治療を始める際、まずは次のようなことに気をつけてみることをおすすめします。

 

①診療予約の時間帯は、お昼寝の時間や空腹時を避け、お子さんの体調が優れている時にしましょう。

②嘘をついて歯医者に連れて行くと、かえって嫌がる原因になります。見るだけ、痛くないとは言わず、その代わりに歯科治療後にはたくさん褒めてあげましょう

③治療前の待合室ではなるべくリラックスできるように、本を読み聞かせたり、おもちゃで遊ばせてあげたりしましょう。

 歯医者 嫌い 子供

親子で一緒に歯科治療が効果的

子供が歯医者嫌いにならないためには、お母さんお父さんが実際に診療や治療をやってみせるのは、とても有効な方法です。

お母さんお父さんがやっている!というのが子供心をくすぐるようです。

ですから、まずはお子さんの治療を始める前に、お子さんの目の前で、お母さんお父さんが歯の検診やケアを受けてみせることをおすすめします。

できれば、お子さんは一緒の診察チェアに座らせ、間近で様子を見ることができるようにすると良いでしょう。

お母さんお父さんが一緒に歯科治療を受けるのは、子供の虫歯を予防することにもつながります。

小さな子供では、親から子供へと虫歯菌が感染してしまう親子感染の可能性があります。

お母さんお父さんの口の中が汚れていて、お子さんに食べやすいように噛んだ食事を与えていたり、同じスプーンを使いまわしていたりすると、虫歯菌も同時に与えてしまうので、子供が虫歯になりやすくなってしまうのです。

このような親子感染の機会をなるべく減らすためにも、親子で一緒に検診や歯科治療を受けることが望ましいのです。

 歯医者 嫌い 子供

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は子供が歯医者が嫌いにならないために気を付けたい点をご紹介致しました。

子供をたくさん治療してきた経験豊富な歯医者さんなら、子供が歯科治療を受けたくなるような工夫をたくさん知っています。

ただ、子供を必要以上に怖がらせず、リラックスした状態で歯科治療を受けてもらうためには、やはりお母さんお父さんの協力が欠かせません

たとえ歯医者さんに怖くて嫌いなイメージを持っていたとしても、虫歯を治療するために歯医者さんに通うということは避けて通れないので、事前に歯の治療というものがどういうものなのか、よく話し合ってみるということも必要でしょう。

この際、次の虫歯を予防するために、正しいデンタルケアの方法を教えてあげることも大切です。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2022.11.10更新

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皆さまは歯医者に対する恐怖心などはありますか?

歯医者というのは、治療が痛い、麻酔が怖い、不安といった印象を持たれやすいだけでなく、歯科医院とは別の病院とは異なる嫌悪感や面倒くささを感じる方もいるようです。

 

歯医者嫌いになる理由やきっかけ

・今どの歯の虫歯治療しているのか、どんな歯科治療しているのか分からない

・歯科治療中や局所麻酔時の痛みが不安

・歯を削る時の切削器具の音・薬品のにおいが苦手

・型取りが苦手で苦しい思いをした

・子供の頃に押さえつけられたりした記憶がある

・歯科治療中に気分が悪くなったりしたことがある

・歯医者さんによく怒られた

などが挙げられます。

心当たりがあると思う方も多いかもしれません。

このように、過去の何らかの歯医者での体験によって嫌いや苦手になっている方が多く、その中でも特に多かった理由をいくつかご説明します。

 歯医者 嫌い 理由

 

子供の頃に歯医者に行った歯科治療での嫌な記憶がトラウマ

子供の頃虫歯になって歯医者に行った経験ありますよね。

子供の頃の歯科治療が原因で怖い、嫌いとなってしまう方が多いようです。

たしかに昔の歯医者では痛みがあっても我慢して!という感じがあったかもしれません。

しかし、現在では医療機器や麻酔治療などの技術も進歩していますので、昔ほど痛みを伴う歯科治療は少なくなっていますので安心です。

  歯医者 嫌い 理由

 

歯科治療における痛みがあるのが嫌だから

歯医者での虫歯の治療には、痛みを伴うこともあり不安ですよね。

エナメル質の下には象牙質があり、これには痛みを伝える神経の穴が無数に空いているため、敏感に痛みを感じてしまうのです。

機械の治療で虫歯の歯をキーンと削られ、ガツンとした痛みを感じれば、もう次は行きたくないと思っても仕方ありません。

この痛みも嫌いに歯医者を嫌いになってしまう原因のひとつです。

しかし、最近では歯科治療で歯を削る前に麻酔をしてくれることも多くなっています。

その麻酔注射が痛みを伴うと思われるかもしれませんが、麻酔の針が痛くないように表面麻酔をかけてから注射するため、想像されるような痛みを感じることはないのでご安心ください。

 歯医者 嫌い 理由

 

治療音や薬剤のにおいが苦手

歯科治療で虫歯を削るとき、機械のキーンという音が苦手という方は多いです。

歯医者での処置は、口の中の治療なので、治療箇所が耳の位置からとても近いので、間近で音を聞こえる自然の音ではないことが不快な気持ちを助長してしまいます。

また歯医者に入った途端に香る、独特な消毒液のにおいが原因で歯医者が苦手だという方もいます。

普段嗅ぎ慣れていないこともあり、治療に対する不安とにおいが結びついて、苦手だという気持ちを起こさせるのかもしれません。

きついにおいのする薬剤は昔よりもだいぶ減っていますのでご安心を。

歯医者 嫌い 理由

 

口の中の状態を指摘されたくない

診療の際に日頃のケアについて、歯医者さんに指摘されるのが嫌だから行くのが億劫だという方もいます。

ケアが足りていないと指摘されそうで恥ずかしい、当たり前のことができない人だと思われるのが嫌といった意見も多く聞かれます。

診療の際に歯医者として患者さんの日頃のケアの状態を聞くのは治療の一環です。

歯医者さんは間違っているところは説明してくれてアドバイスもくれますので、素直に答え改善していくのがベストで安心といえるでしょう。

また、虫歯や歯周病を放置してしまったのでこんなになるまで放っておいたのと言われるのが嫌という意見もあります。

その場合は、受診した際に歯医者が苦手で分かってはいたけれど治療に来るのが遅くなってしまった旨を伝えましょう。

今よりも症状が悪くならないように歯医者で早めに受診することをおすすめします。

歯医者 嫌い 理由

 

治療の予約や経済的な問題

あるアンケートでは、歯医者に行くことをためらった主な理由として、治療の予約を取ることが面倒なためと回答した方が最も多く、次いで金銭的な余裕がないため、行く時間がないためと続きました。

治療が1回で終わらず、定期的に歯医者に通わなければいけないことがネックとなっているだけでなく、歯医者での治療よりも他の病院での治療にお金を優先してしまう方もいるようです。

予約だけして結局診療に行かれない方や、治療を途中で終わらせてしまう患者さんもいらっしゃいます。

 歯医者 嫌い 理由

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は歯医者が嫌いになってしまう理由をご説明させていただきました。

歯医者へ行くことを敬遠する理由は人それぞれです。

しかし、お口のトラブルをそのまま放置してしまうと、症状は悪化しさらに大きな問題に繋がりかねません。

歯の健康は身体にとって大変重要なことです。

昨今は、患者さんの恐怖心に寄り添って無理のない範囲で治療してくれる歯医者は多いです。

選択肢もたくさんあります。

ご自身に合った、通いやすく安心できる歯医者さんの先生を選ぶとよいでしょう。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2022.10.31更新

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【 目 次 】

インプラントは、周りの歯や口全体に与える悪影響が最も少なく、耐久性と咀嚼能率が高い治療方法です。

しかし、インプラント治療はすべての歯科医院で受けることができる治療ではありません

かかりつけの歯科医師だから、自宅から近いから、口コミサイトの評価が良いからという理由だけで、担当医や歯科医院を選ぶことはお勧めできません。

そこで今回はインプラント治療における、歯医者の選び方、ポイントをご紹介致します。

 

インプラント治療前のカウンセリングや問診

まずはインプラントの専門医(担当医)が、患者に丁寧に治療前のカウンセリングや問診を行ってくれるかが選び方の1つとしてチェックしたほうが良いでしょう。

患者が治療前のカウンセリングや問診でインプラントのメリット・デメリット、手術や全身疾患におけるリスク、インプラント以外の治療の選択肢など気になることをしっかり先生に相談できれば、正しい治療の選択をできるようになるからです。

歯周病を持っている患者さんはインプラント治療は出来ませんよ。

 歯医者 インプラント 選び方

インプラントの治療費や治療期間等の事前説明

次に、インプラント治療を検討する上での事前診療説明が徹底されているかをチェックしましょう。

インプラント治療は自費診療のため制限等がなく、治療方針、治療費、治療期間、保証内容などが歯科医院や歯科医師によって大きく異なるケースが多いです。

インプラントとはどのような治療・手術の仕方で、どのような仕上がりになるかが説明の段階でわからないと患者が不安を抱えてしまいます。

インプラント治療後にそんな話は聞いていなかった!とトラブルにならないためにも、しっかりとした診療前の説明を受けることが重要となります。

 歯医者 インプラント 選び方

高品質でシェアの高いインプラント体を使用

インプラント体には様々なブランドがあり、世界中に約900個が存在します。

インプラント治療における1本あたりの治療費は歯科医院によりますが、低額の場合で10万円~15万円、高額になると60万円以上と金額に幅があります。

インプラント体の信頼性を見分ける方法のひとつに、過去の実績が挙げられます。

インプラント治療の現場で長く信頼されて十分な採用実績があり、術後の安定性についても時間をかけてしっかりとした研究が行われているメーカーのインプラント体が使用されるのであれば、安心して治療を受けられます。

インプラントメーカーは国内外に数多くありますが、高いシェアを誇る世界3大インプラントメーカーとして、ストローマン社(スイス)、ノーベルバイオケア社(スイス)、デンツプライシロナ社(スウェーデン)が知られています。

他院と比べてあまりにも安いインプラントの治療費を掲げている歯科医院は、品質が低くて破損しやすい安価なメーカーのインプラント体を使用しており、せっかくインプラント治療を受けても結果的に再度治療を行わざるを得なくなるケースがありますので注意しましょう。

 歯医者 インプラント 選び方

インプラントの専門設備が整っている

安心・安全なインプラント治療を行うためには、様々な設備が欠かせません。

例えば、インプラント手術前の検査では3DCTレントゲンが必要です。 インプラント体を埋入する位置が患者さん個人の骨構造によって異なるため、骨構造を正確に把握する必要があるからです。

骨の厚みや神経、血管の状態、噛み合わせなどをしっかり把握できるので、最適なインプラント治療計画を立ててもらえます。

インプラント手術の際は感染症対策として、着実な衛生管理を行える専用手術室や、器具の滅菌を行う設備が不可欠となります。

 歯医者 インプラント 選び方

知識・経験・実績のあるインプラント学会認定医が在籍

歯科医師の世界には、ヨーロッパで最大最古の歴史を持つインプラント学会・DGZIの日本支部である国際口腔インプラント学会(ISOI)や、日本口腔インプラント学会(JSOI)などの学会があり、インプラントにおける最新情報の発信やインプラント技術習得の場となっています。

歯科医師が学会の認定を受けるためには臨床研修や筆記試験などを受ける必要があり、認定医であることはインプラント治療の確かな知識と技術を持つだけでなく、常にアップデートし向上させようとする姿勢の表れでもあります。

また、インプラントコーディネーターの歯科医師が在籍している歯科医院は、インプラント治療に関して経験値が高く専門性も高いことが分かります。

この資格は国際口腔インプラント学会などで認定しており、インプラント治療について十分な知識を持っている歯科医師・スタッフであることの証です。

インプラント治療の様々な不安や疑問などを率直に相談できる頼もしい存在となる歯科医師です。

 歯医者 インプラント 選び方

インプラント術者の高い技術力

インプラントの手術にかかる時間は、熟練した技術の高い歯科医師が行う場合、簡単な症例であれば10分を切ります。 難しい症例でも手術は20分前後で完了します。

最適な位置に最小限の骨の切削で手術を行うため、短時間での手術が可能になり、術後の痛みや腫れも少ないです。

インプラントは一生虫歯になることはありません。

しかし、インプラント周囲炎(インプラントの歯槽膿漏)やインプラントの破折は予防する必要があります

どこの位置に適正にインプラントを埋入することができるか、そして患者一人一人にあったインプラント、被せ物を使用する必要があります。

インプラントの品質は、素材はもちろん実際に使用される被せ物を製作する技工所の技術力によって大きく左右されます。

優秀な技術の高い技工所の加工料金は高額となることが多いですが、インプラント周囲炎や破折を防ぐ可能性は高まります。

 歯医者 インプラント 選び方

インプラント治療前後のサポート

インプラント治療後の10年後・20年後を見つめ、質の高い生活を送ることが叶うよう、適切なセルフケアと経験の多いプロフェッショナルケア(歯科医院でのクリーニング)を続けることが必要です。

人の噛み合わせは虫歯になったり、削られたりしなくても骨の形態が年々変わることや夜の歯ぎしりなどの要因により変わっていきます。

力のコントロールが重要なインプラントは噛み合わせが大事なので、定期的にプロフェッショナルケア時にチェックしてもらうことが望ましいです。

 歯医者 インプラント 選び方

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はインプラント治療における、歯医者の選び方、ポイントをご紹介致しました。

インプラントは安価ではありませんが、失った歯をもう一度手に入れることで、手術後は快適な口腔環境を取り戻すことができます

きちんと選び方のポイントを理解した上でインプラントのメリットを享受できる品質の高い歯科医院で治療、手術を受けることをおすすめします。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2022.10.30更新

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【 目 次 】

歯医者で歯科治療をする上で、どうしても麻酔注射が必要な事が多くあります。

虫歯の治療や抜歯、インプラントなどの時ですね! 麻酔の痛みを感じやすいのは、注射針が皮膚に入る瞬間と液が注入される時です。

また、炎症が強い時や処置をする場所(骨の厚さや歯肉が薄いところ)は通常よりも痛みを感じる傾向にあります。

歯科治療のおける無痛治療は非常に難しいと思いますが、なるべく患者が痛みの少ない麻酔を受けるための微痛治療は、様々な工夫がされています。

麻酔が苦手な方、痛くない歯医者を選びたい場合に是非診療前に読んでみてください。

 

表面麻酔を行ってくれる歯科医院

歯茎は痛みを感じやすくとても敏感です。

そこで、注射針を刺す前に、患者の歯茎の表面にジェル状の麻酔を塗る表面麻酔という方法があります。

その名の通り、皮膚や粘膜の表面に対して麻酔作用があり、痛みを和らげることができます。

完全な無痛にはなりませんが、表面麻酔をすると、注射針を入れるところの歯茎の表面の感覚が鈍くなり、患者が痛みを感じにくくなるのです。

表面麻酔は数分で効いてきますので時間はかかりませんし、バナナやチェリー味などで苦みが少なくなっています。

しかし、この表面麻酔は必ず使用しなければいけないものではないので、痛みが怖い方は使用して欲しい事を事前に診療前に伝えておくといいでしょう。

歯科医院によっては、貼るタイプやスプレータイプなど違いがあると思いますが、効果は同じです。

 痛くない 麻酔 歯医者

 

麻酔薬を少し温めておく

麻酔が本当に痛いのは、麻酔薬が歯茎の中に入ってくるからです。

さらに、その麻酔薬が体温より温かすぎたり、低く冷たかったら、麻酔液が入ってきたことを体が敏感に感じて、それが痛みにつながってしまいます。

麻酔カートリッジ専用の保温器を使って麻酔薬をあらかじめ体温付近の温度になるように温めている歯科医院もあります

 痛くない 麻酔 歯医者

電動麻酔器を使用する歯科医院

麻酔を注入する際の注入圧が強いと痛みを感じます

できるだけゆっくり注入するほうが痛くないのですが、超極細の注射針では圧力のコントロールが難しいのです。

それが、電動の麻酔器なら麻酔薬をゆっくりと注入することができ、さらにこの電動の機械は、注入速度の強弱調整や注入速度を徐々に早めるといった機能もついています。

これを使うと患者さんは痛みが少なく、歯科医師が無理な力をいれなくても注入をコントロールすることができます。

 痛くない 麻酔 歯医者

痛くないところから注射針を入れ徐々に針先を動かす

麻酔の痛みを和らげる方法として、神経終末である痛点が少ないところから注射針を入れる歯科医院もあります。

口の中は痛点の多い場所と少ない場所があり、どこから入れれば痛みが少なく、効果が得られるかを考えながら注射針を入れるのです。

そして、ある程度麻酔薬を入れたら感覚のない部分が出てくるので、その範囲内でゆっくりと針を先に進めるか、麻酔が効いているであろうと頃に再度針を入れていきます。

また、麻酔薬は柔らかい組織の方に流れていくため、本当に効かせたいところに浸透しないことがあります。

そのようなときは歯科用ミラーや指を使って、ダムを作るように歯茎を押さえ、麻酔薬の広がる方向を調整します。

 痛くない 麻酔 歯医者

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本日は歯医者さんでの無痛麻酔・麻酔の痛みを少しでも感じにくくする方法をご紹介しました。

歯科麻酔は、いわば治療の準備ですから、できるだけ患者にリラックスして受けていただくことが大切です。

麻酔注射のタイミングを、患者の呼吸に併せることで身体へのストレスを減らし、結果として痛みの軽減につながるという歯科医院もあります。

痛みの感じやすさは患者の個人差や精神状態によっても変化するため、やはり麻酔が痛いこともあり完全無痛は難しいのですが、どの歯科医院でもできるだけ痛みを和らげられるように意識して歯科麻酔を行っている時代です。

塗り薬による表面麻酔や極細の注射針などの技術の進歩で、麻酔時の不快感は昔よりはかなり軽減しているといえます。

麻酔の注入が怖いと思われる方は、事前に歯医者さんに気軽に相談してみてくださいね。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2022.10.22更新

こちらの記事は3分で読めます。

【 目 次 】

皆様は矯正治療に関して安心できる矯正歯科の選び方をご存じでしょうか?

矯正歯科治療は1度始めたら数年かかる長期の治療で、治療費も決して安いとは言えません。

安心して矯正歯科治療を受けるためにも、失敗しない矯正歯科医院選びをしましょう。

 

日本矯正歯科学会の認定医以上が在籍しているか

安心して矯正治療を受けるためには、歯列矯正専門の医療機関であると同時に認定医が在籍している矯正歯科医院であることも大切な選び方の判断基準です。

認定医とは、矯正歯科治療に関して適切で十分な学識と経験、専門技術を持ち、日本矯正歯科学会に認定された歯科医師のことです。

この認定を取得するためには、5年間以上の矯正歯科についての専門的な研修を行い、学会認定委委員会の審査に合格しなければ取得できません。

矯正歯科治療は歯科医師の専門的な知識や経験、技術力の違いが結果を大きく左右します。

矯正歯科 選び方

  

矯正歯科治療に関して正確な診断がされているか

矯正歯科治療は、歯並びをはじめ、顎の骨や顎関節の形など、口腔状態を正確に把握する必要がありますので、選び方の1つとしてセファログラム(頭部X線規格写真)撮影ができる矯正歯科を選ぶと良いでしょう。

このセファログラムを基に矯正歯科治療計画を立てていきます。例えば、出っ歯の原因は上の顎が出ているからなのか、それとも下の顎が小さいからなのかなど詳しい診断をするために必要です。

セファログラムがなくても矯正歯科治療はできますが、確実な診断ができないため治療の質は下がる可能性があります。

臨床経験を積んでいる矯正歯科医師は、口の中を見ただけである程度診断し、治療計画の立案ができます。ですが、どの患者様にも同じ治療方法の矯正歯科医院は注意しましょう。

初診では、矯正歯科治療の必要性やどのように治療するか、口を開いて閉じる動き、顎のズレ、顎関節に関係する筋肉の触診などを見ます。その際、顎関節に異常があると矯正歯科治療の方針が全く変わってきます。

顎関節をしっかり診断しないと、矯正によって得られる効果が減少してしまいます。

患者様ごとに異なる口腔状態を把握し、抜歯が必要か、どのように歯が動くかなどを判断・予測した上で綿 密な治療計画を立てる必要があるのです。

矯正歯科 選び方

 

矯正歯科治療のメリット・デメリットの説明があるか

メリットだけの治療法は、矯正歯科治療に限らずありません。

注意点・リスクなどを十分に理解・同意していただいた上で、矯正歯科治療を進めていく必要があります。

矯正歯科治療で、整った歯並び・きちんとした噛み合わせ・美しい口元を獲得することができますが、それを得るためには、上下の歯を複数抜いて治療することが多いです。

矯正治療期間は、通じては2~3年かかります。ただし、症例によっては数年かかることもあります。

矯正治療に際して、患者さんご自身が取り外しタイプの矯正装置(ヘッドギア等)や、上下歯列の装置にかける小さな輪ゴム(顎間ゴム)の使用状況(毎日必ず使用・1日何時間必ず使用など)が、仕上がりに大いに影響を与えます。

歯みがきなどの口腔管理が悪いと、むし歯や歯周病になりやすくなります。

治療中にも治療の進行状況や問題点などは随時説明があって当然ですが、疑問があればその都度説明を求めるようにしましょう。

親身になって治療の相談に応じていただける歯医者さんが選び方の1つです。

矯正歯科 選び方

 

複数の矯正装置の取扱いがある矯正歯科を選んでいるか

矯正歯科治療というと、前歯に付けられた金属の装置をイメージする方も多いのではないでしょうか。矯正装置には目立ちにくいものもあります。

例えば目立たないことが第一優先であれば裏側矯正やマウスピース型矯正装置がいいでしょう。

しかし、裏側矯正の場合は費用が最も高額になること、裏側に装置がつくので滑舌が悪くなりやすいこと、歯磨きがしにくいので虫歯や歯周病のリスクが上がるというデメリットがあります。

また、マウスピース型矯正装置は、決められた装着時間を守れないと上手く矯正歯科治療が進みません。歯並びやかみ合わせによって向き不向きもあります。

例えば、歯のねじれが大きかったり、抜歯が必要で歯を動かす量が多いケースなどにはマウスピース型矯正歯科装置は不向きとされています。

歯並びやかみ合わせは人それぞれ全く違います。その人に合った適切な装置を選択しなければ矯正は上手く進みません。

また、矯正治療の途中でリカバリーが必要になった場合に、他の矯正装置を使用して対応が出来ることが重要です。ひとつの装置しか選択肢のない歯科医院ではなく、複数の矯正装置を取り扱っている歯科医院が選び方として安心であると思います。

矯正歯科 選び方

 

矯正歯科治療の具体的な費用・期間を提示してくれるか

矯正歯科治療は装置の費用の他に追加費用が発生することが多いです。

例えば、矯正中は月1回程度通院する必要があり、診療の度に調整料や再診料として費用が発生します。また、この調整料も医院によって様々です。

日本矯正歯科学会の認定医以上であれば、診療の際にお口の中を見ればおおよその矯正歯科治療内容や期間を教えてくれますので、併せて確認しましょう。

また装置の故障による交換や補助器具の使用などで追加費用がかかるケースもあります。矯正歯科治療のメンテナンスなどにどれだけ費用がかかるかということを事前にきちんと確認することが大切です。

きちんと具体的に説明してくださる歯医者さんは選び方の1つになります。

矯正歯科 選び方

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本日は安心できる矯正歯科の選び方をご説明させていただきました。

歯並びは、同じ人はいません。生まれつきの歯の大きさ、顎の状態、ライフスタイル、既往歴などによって 異なるので同じ噛み合わせになることはないのです。

治療における不安を解消し、後悔しないように納得した上で矯正歯科治療を進めていけますようにお役に立てればと思います。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2022.10.18更新

こちらの記事は3分で読めます。

【 目 次 】

初めて子供さんを歯医者に連れて行くのは不安がありますよね。

歯の健康は、永久歯になってから始めるのではなく、乳歯のケアから始まっています。

一生使う歯とお口の中の健康を考えると、安心して診療していただく小児歯科は慎重に選ぶことが大切です。

小児歯科の選び方の参考に、ポイントを紹介していきます。

子供 歯医者 選び方

 

治療や診療が子供目線で通いやすい歯医者か

歯科治療は怖くて嫌いという不安を持つ子供が多いですが、歯医者に通うことをプラスに思えるようになれば、子供の歯に対する意識そのものを高めることができます。

また、歯医者内にキッズスペースや子供向けの本、グッズなどが設置されていて時間を過ごすことができたり、診療スペースは子供に配慮した設計であることも大切ですが、本当に診療に通いやすい歯医者とは、子供が自ら進んで安心して継続的に通おうと思えることが歯医者の選び方の目安になります。

子供 歯医者 選び方

 

予防診療を重視している歯医者か

子供の歯は虫歯になりやすく、一度虫歯ができるとあっという間に進行してしまいます。

将来の歯の健康を左右する大切な時期でもありますから、歯医者の選び方の1つとして小児歯科は特に虫歯の予防診療に力を入れているところを選びましょう。

歯医者というのは本来、治療や診療をするときだけに行くところではありません。

治療だけではなく将来を見据えた予防を考えて時間をかけて診療をしてくれるか、安心な歯医者の選び方を見極める必要があります。

子供 歯医者 選び方

 

麻酔時に十分な問診、スクリーニングを行っている歯医者か

歯科治療で、進行した虫歯や抜歯には麻酔を使用することが考えられますが、大人でも緊張感により治療後に気分が悪くなる方もいるため、子供に対しては特に注意が必要です。

薬などによるアレルギーがないか、治療当日の体調に問題はないかなど、治療前の十分時間をかけて問診やスクリーニングを行い、保護者にきちんと説明を行う歯医者かどうかは非常に大切です。

前に説明もなく、いきなり麻酔をする歯医者は選び方としては要注意です。

子供 歯医者 選び方

 

先生やスタッフの子供への対応が良い歯医者か

いかに小さい時から正しくブラッシングをして、定期的に歯のメンテナンスへ通うかということが、これからのお口の一生を左右する大きな分かれ目になってきます。

なので歯医者の選び方の重要な点として、子供に正しいブラッシングの指導を時間をかけてしてくれて、嫌がらずに診療へ通えるように接したり、子供の気持ちに寄り添った話し方をしてくれることも不安解消には必要だと思うのです。

歯医者の歯科医師を初めとした診療スタッフの対応は、その歯医者の全てを表すと言っても過言ではありません。

頑張って治療を受けることができたら褒めてくれる、次も治療頑張ろうと積極的に話しかけてくれるなど「この歯医者なら通いたい」と子供自身が思えるようなスタンス、安心で親しみやすいスタッフがいることで、選ばれる歯医者・小児歯科と言えるのではないでしょうか。

子供 歯医者 選び方

 

診療や治療に関してデメリットも伝えてくれる歯医者か

歯科治療には、メリットだけでなくデメリットもつきものです。

都合のいいことだけでなく、治療に対する問題点などもきちんと説明してくれる歯医者であるかも重要な要素となります。

治療のメリットとデメリットを理解した上で、安心で正しい治療を受けるように判断しなければなりません。

お子さんも親御さんも納得のいく治療を受けられることが大切なのです。

また、治療に対する疑問や不安なども遠慮せずに相談でき、きちんと理解できるまで時間をかけて丁寧に説明をしてくれるかも歯医者の選び方には欠かせないポイントとなります。

子供 歯医者 選び方

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は子供の歯医者さんの選び方をご紹介させていただきました。子供の歯の健康は、一生の歯の健康です。

子供の虫歯を治療することだけが歯医者・小児歯科の役目ではありません。

大人になってから虫歯や歯周病に悩まないためにも、子供の時からの定期的な診療やケアが何よりも大切です。

またその後の歯並びや噛み合わせにも大きく関わるため、治療や予防診療だけでなく歯並びの相談ができることも小児歯科の良いところです。

子供 歯医者 選び方

 

 

投稿者: ブルーリーフ歯科

2017.01.01更新

初めまして、横浜市青葉区たまプラーザ駅近くにあるブルーリーフ歯科です。
たまプラーザの地域の皆様の口腔環境を保つことで健康敵かつ美しく過ごして
頂きたいと考えております。
地域の皆様に必要とされる歯医者を目指し日々、精進していきますので、
今後ともよろしくお願い致します。

https://www.blue-leaf-shika.com/about/#a01


ブログ随時更新していきます。

 

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投稿者: ブルーリーフ歯科

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