院長ブログ

2023.10.15更新

こちらの記事は5分で読めます。

【 目 次 】

歯医者へ治療や定期的な歯科検診の予約をしても、何らかの理由で歯医者の予約をキャンセルする必要があったことはありませんか。

歯医者の予約自体を忘れていたというご経験もあるかもしれません。

歯医者の予約を忘れていたことに気がついてから、「電話するのも気まずいな…」と思い、気軽に歯医者へ電話連絡しづらいと感じる患者さまもいらっしゃると思います。

今回は、日常生活で経験する状況のひとつ、歯医者での治療や定期的な歯科検診の予約を忘れてしまうことについてお話したいと思います。

多忙な1日1日の生活や他の予定などの対応に追われていると、歯医者の予約日や予約時間を忘れてしまうことは誰にでも起こり得ます。

歯医者の予約当日、うっかり忘れてしまったという状況にならないよう、対応できる改善策を一緒に見つけていきましょう。

歯医者 予約 忘れてた

 

歯医者の予約を忘れてた理由

なぜ、歯医者での治療や定期的な歯科検診の予約を忘れてしまうのか、その理由のひとつは、忙しい日常生活ではないでしょうか。

お仕事の対応、ご家族のことに頭がいっぱいで、歯医者の予約日や予約時間がすっかり抜けてしまうことがあると思うのです。

また、アプリやWeb、メール等を通じて歯医者から患者さま宛の予約日や予約時間の通知を受け取るシステムを利用しても、対応を後回しにしてしまったり、見過ごしてしまい、歯医者の予約を忘れてしまうこともあります。

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歯医者の予約を忘れないために

歯医者での治療や定期的な歯科検診の予約日や予約時間を忘れないためには、どのような対応ができるのでしょうか?

以下にいくつかの改善策をご紹介します。

 

カレンダーやリマインダー登録をする

スマートフォンやパソコンのカレンダーアプリを使用して、歯医者の予約日と予約時間、歯科医院名を登録しましょう。

さらに、歯医者の予約数日前や前日、予約当日にリマインダーを設定すると、来院予約日や予約時間を忘れてしまうリスクを減らすことができます。

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アラームを設定する

来院当日の予約時間直前にアラームを設定すると、歯医者の予約日や予約時間のことを思い出しやすくなります。

アラーム音やバイブレーションを目覚まし時計のような設定にしておくと、歯医者の予約日や予約時間を忘れる可能性が低くなるはずです。

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予約確認の習慣をつける

歯医者の予約日が近づいたら、ご自身で歯医者の予約日や予約時間を再確認する習慣をつけることも良いでしょう。

スマートフォンのカレンダーアプリやメモ帳に記録した歯医者の予約日を確認し、予約時間を把握しましょう。

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メモを活用する

歯医者の予約日や予約時間、歯科医院名を紙のメモや付箋に書き留めることも有効です。

必要以上にデジタルツールに頼りすぎることなく、目に見える形で情報を残しておくことで、歯医者の予約日や予約時間を忘れるリスクを軽減できます。

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歯医者の受付スタッフに確認

歯医者への来院当日、歯医者の受付スタッフに予約の確認をお願いすることもできるでしょう。

歯医者の受付スタッフから確認することにより、予約の最終確認を行い、歯医者の予約日や予約時間を忘れずに受診することができます。

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事前にキャンセルが必要なことが分かったら連絡をしよう

歯医者に限らず、やむを得ず予定をキャンセルする必要があるのは珍しいことではありません。

天候・体調・仕事など様々な出来事が重なって、どうしても歯医者の予約キャンセルが必要な場合もあると思います。

やむを得ない事情で歯医者の予約日や予約時間のキャンセルが発生することは、仕方のないことだと思います。

なので、歯医者の予約を急にキャンセルをされた場合でも、患者さまが「歯医者へ治療に行きにくい」と感じる必要はありません。

ただ、事前に歯医者の予約キャンセルが必要であることが分かったら、無断キャンセルにならないように、歯医者の診療時間内で、早めに電話連絡をしていただき、歯医者の受付スタッフへキャンセルの旨を伝えていただくことが大切です。

そうすることで、歯医者では予約のキャンセルで空いた時間に、当日急なお痛み等で電話連絡いただいた患者さまの予約を受け入れて治療する対応ができ、治療に時間を必要とする患者さまの対応できる治療時間を長めに確保することも可能となるのです。

その他、歯医者では治療以外にも様々な業務に対応することができるため、歯医者の診療時間内で、できる限り早めにキャンセルの電話連絡をするようにしていただけると幸いです。

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自分に合った管理方法で予約を守る

歯医者での治療や定期的な歯科検診の予約を忘れてしまうことは誰にでも起こり得る状況ですが、改善策を講じることで最小限に抑えることができます。

ご自身の生活スタイルに合った歯医者の予約管理や対応方法を見つけて、歯医者での治療や定期的な歯科検診の予約日や予約時間を守ることが大切です。

これらの改善策を実践し、歯医者への来院予約日や予約時間を忘れないように心掛けていきましょう。

これから歯医者で歯の治療や歯科検診の予約を希望される皆さま、是非試してみてください。

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健康な歯を維持するために

健康な歯と口腔ケアを維持するためにも、来院予約日や予約時間を忘れずに定期的な歯科検診や治療に歯医者へ通うことは必要です。

歯医者での治療期間が空いてしまうと、歯科医師が患者さま用に作った詰め物が合わなくなったり、治療中の箇所に新たに痛みが出て虫歯になってしまっていたりと、患者さまにとって様々なリスクが高まる可能性があります。

新たなトラブルが発生すると、痛みが出てしまったり、治療回数や治療にかかる費用が増えてしまい、治療中の患者さまご自身の負担が増えてしまいます。

歯医者の予約キャンセル後の来院は、「治療に行きにくいな」と歯医者へ気軽に通いにくくなってしまう患者さまも多いかもしれませんが、皆さまのお口の健康のためにも必ず治療に来院しましょう。

また、事前に歯医者の予約キャンセルが必要であることが分かったら、無断キャンセルにならないよう、歯医者の診療時間内で、早めにキャンセルの電話連絡を入れ、歯医者の受付スタッフへキャンセルの旨を伝えるよう心掛けていただけると幸いです。

忙しい日常でも、予定を整理し、ご自身の健康を大切にすることを忘れないでくださいね。

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投稿者: ブルーリーフ歯科

2023.10.01更新

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【 目 次 】

歯の健康を守るためには、歯医者での定期的な歯科検診や治療が必要です。

しかし、歯医者の電話予約は、煩雑でストレスを感じることもあるかもしれません。

この記事では、歯医者の予約受付を電話でスムーズに取るためのポイントをご紹介します。

このポイントをおさえればもう大丈夫です。

歯医者の電話予約手続きを簡単にし、予約を確実に取ることができるようになり、来院当日までのスムーズな対応が可能となるでしょう。

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歯医者の情報を確認する

電話予約をする前に、歯医者の情報を確認しましょう。

希望する歯医者のウェブサイトやパンフレットなどから電話番号や診療受付時間を探し、診療内容など最新の情報を把握します。

また、新患受付対応が大丈夫か、初診時の保険証などの必要書類について等、予約する歯医者ごとに異なる場合がありますので、事前に確認しておくと良いでしょう

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電話予約のタイミングを選ぶ

電話予約の際は、なるべく歯医者の診療時間内で、混雑していない診療時間帯を選ぶことがポイントです。

歯医者によって異なりますが、基本は午前、午後の診療開始直後の時間帯は電話が混み合います。

診療開始前や最終受付の時間帯や午後の診療時間終了間際であれば、比較的電話がつながりやすいこともあります。

直接、歯医者の予約受付スタッフに、電話予約をする際につながりやすい診療時間帯を聞いても大丈夫です。

また、平日は仕事で歯医者を受診できない方が土曜日・日曜日に集中するため、土曜日・日曜日の診察日も混み合います。

特に土曜日・日曜日の午前の診療時間の歯医者は混み合うので、電話予約をする際には注意が必要です。

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電話予約に必要な情報を準備する

また、歯医者への電話予約前には、以下の情報を準備しておきましょう。

 

予約の希望日時を決める

歯医者への電話予約では必ず希望日や時間帯を聞かれます。

聞かれてから慌てて考えるのではなく、事前にご自身のスケジュールを確認して、予約の希望日や受診したい時間(午前中か夕方かなど)を決めておきましょう。

複数、都合が大丈夫な日と時間の候補がある場合は、その旨も歯医者の予約受付スタッフへ伝えると予約確保のチャンスが広がります。

希望日や受診したい時間帯が、すでに他の患者様の予約で埋まっていることもあるので、いくつか予備で都合が大丈夫な日と時間帯を考えておくとよりスムーズに対応できます。

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症状や気になることをまとめておく

クリーニングや定期的な歯科検診の予約を希望される方は、その旨を歯医者の予約受付スタッフへ直接伝えれば大丈夫です。

それ以外で治療が必要で受診したい方は、予約受付時にどのような症状か具体的に伝えることで、来院される患者様ごとの治療計画がスムーズに立てやすくなります。

痛みのある場所や痛みは何か所あるか、いつ頃からどのように痛みがあるのか、定期的な歯科検診をして欲しいなどの希望を簡潔にまとめておくと、電話予約で聞かれたときに答えやすくなります。

痛みなどの症状は、来院時のカウンセリングで直接伝えることもできますが、来院前の電話予約時に詳細に伝えておきましょう。

また、治療や定期的な歯科検診に関して気になることや質問したいことがあれば、電話予約時に聞き漏れのないようメモしておくと安心です。

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メモを用意する

こちらの伝えたいことを直接書いておくためだけでなく、電話予約の際に歯医者の予約受付スタッフから言われた来院当日の注意事項等を書き留めるためにも、メモや筆記用具の準備が大切です。

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電話予約で伝える際の注意点

 

受診する方の名前をきちんと伝える

歯医者を受診する方の正確な名前を伝えることで、電話予約の手続きがスムーズに進みます。

例えば、電話予約した方の名前と当日の受診者の名前が異なると、来院当日の受付処理の対応に時間がかかる場合があります。

ちなみに、お子さんが歯医者で治療や定期的な歯科検診を受けるためにお母さんが電話予約をする場合には、お子さんの名前が必要です。

電話予約をした方の名前ではなく、あくまで歯医者で治療や定期的な歯科検診を受ける方の名前が必要なので、「治療(または定期的な歯科検診)を受けたいのは◯歳の息子で、名前は〇〇といいます」などと伝えるとよいでしょう。

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聞き取りやすい言葉で話す

歯医者の電話予約をする際、口頭での情報伝達は正確性が求められます。

そのため、はっきりと聞き取りやすい言葉で話すことが重要です。

歯医者から予約確認のために患者様宛に連絡をすることがあります。

そのため、電話番号やメールアドレスを聞かれることもあります。

歯医者の予約受付スタッフへ正確に伝えるようお願いします。

電話予約時に必要な情報を適切に伝え、歯医者の予約受付スタッフと円滑なコミュニケーションを図りましょう。

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診察予約の確認と注意事項

歯医者の診察予約が電話予約で確定したら、最後に予約の受付内容の確認を忘れずに行いましょう。

歯医者の予約日と時間、診療内容が正確であるか確認し、なにか不明な点があれば歯医者の予約受付スタッフに質問しましょう。

また、歯医者の電話予約をした後で、急なスケジュール変更等により都合が悪くなり、予約のキャンセル、または日時変更をしたい場合は、早めに歯医者へ連絡することを心掛けましょう。

そのような時は、都合が悪くなり予約のキャンセル、または日時変更をしたい旨を電話連絡で直接歯医者の予約受付スタッフへ伝えてください。

また、キャンセルの方が診察予約の日にちや時間変更を希望する場合は、その旨も併せて歯医者の受付スタッフへ伝えれば大丈夫です。

別日程で予約ができる日や対応できる診療時間帯を、歯医者の予約受付スタッフが教えてくれます。

注意すべき点は、都合が悪くなっても歯医者への連絡を怠り「無断キャンセル」をしてしまうことです。

無断キャンセルをしてしまうと、その歯医者へ通う他の患者様に迷惑がかかる場合があります。

また、予約をキャンセルする際は都合が悪くなってしまった時点で、なるべく早く歯医者へ連絡を入れましょう。

早めにキャンセルの連絡を入れることで、次回の歯医者の診察予約が取りやすくなります。

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歯医者に予約が必要な理由

来院を希望する当日、「予約をしないで直接歯医者に行っても大丈夫?」と疑問を持たれる方もいると思います。

歯科が他の診療科目と違うところは、ほぼすべての患者様に対して歯科医師が診察し、歯科医師自らが毎回治療をするというところです。

定期的な歯科検診やクリーニングなど歯科衛生士の補助はとても大きいものの、一度の来院で患者様一人につき最低でも30分は治療の時間をかけるため、歯科医師が1日に診療できる患者様の人数はそう多くありません。

歯科医師が患者様一人一人に適切な検査や診察をしたのち、治療計画を立て、患者様が納得されるよう分かりやすく説明し、さらに質の高い治療を施すためには、予約をして時間を確保しておくことが重要なのです。

もし飛び込みの患者様の当日受付対応枠を増やすとなると、当日予約されている患者様の治療時間がずれたり、当日の治療計画が崩れたりする可能性があるのです。

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歯医者での治療・定期的な歯科検診は予約必須

歯医者の電話予約のスムーズな対応には、予約を希望する歯医者の情報を確認し、電話予約のタイミングを選びます。

特に初診の際は、保険証など来院当日の必要書類も事前に確認をしましょう。

歯医者の電話予約に必要な情報を準備し、電話口では名前や連絡先、症状などをはっきりと聞き取りやすい言葉で話すことも重要です。

また、予約の日時や診療内容の確認を行い、予約に関する注意事項を事前に把握しておきましょう。

これらのポイントを順守することで、患者様の希望に沿ったスムーズな対応で歯医者の電話予約の手続きを実現し、定期的に歯医者へ通うことで歯の健康を維持することができます。

歯の病気が治療をせず自然治癒することはほとんどありません。

予約の日時変更やキャンセルを希望する場合は、改めて日程を調整し、早めに歯医者への連絡を入れるようにすることも大切です。

歯科医師による適切な治療計画、質の高い治療を受けるためにも、事前予約をして時間を確保してから来院するようにしましょう。

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投稿者: ブルーリーフ歯科

2023.03.28更新

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【 目 次 】

見た目にもほとんど違和感がなく、白くて美しい仕上がりとなるセラミック。

そんなセラミック治療ですが、現在の日本の医療では保険のきかない材質となります。

そこで、まず気になるのが料金です。

セラミック歯には複数の種類があり、それぞれ特徴と値段が異なります。

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インプラント治療前のカウンセリングや問診

オールセラミックは、全てがセラミックでできた詰め物・被せ物のことです。

天然歯と見分けがつきにくいほどの白さと透明感を持ち、経年による変色もほとんどありません

また、歯垢や食べかすなどの汚れが付着しにくく、虫歯の再発のリスクが低いことも特徴です。

ジルコニアセラミックと比べると強度が低く、費用が高い傾向があります。

オールセラミックの値段は、詰め物が約6~8万円、被せ物が約8~22万円、ブリッジが約12~20万円です。

 

e-max

e-maxは、二ケイ酸リチウムガラスを主成分とするセラミックの詰め物・被せ物です。

審美性に優れているだけではなく、オールセラミックの弱点である強度を補うことができます。

e-maxは、全てがニケイ酸リチウムガラスでできており、フレームに別の素材を使用するセラミック歯よりも高い強度を持ちます。

また、フレームの素材の色が透けて見える心配もほとんどありません。

e-maxの値段は詰め物が約4~6万円、被せ物が7~10万円です。

 

ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミックは人工ダイヤモンドともいい、高い審美性と強度を持つ詰め物・被せ物です。

嚙み合わせが強い奥歯に被せ物をする場合は、金属素材を使用することが一般的でした。

ジルコニアセラミックは高い強度を持つため、噛み合わせが強い奥歯に使用できます。

それでいて天然歯のような審美性を持つため、口を開けたときに万一奥歯が見えても目立ちません

その一方で、天然歯よりも硬いことにより、噛み合う歯がすり減るリスクもあります。

ジルコニアセラミックの値段は、詰め物が約4~6万円、被せ物が約10~20万円です。

 

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックとは、レジンにセラミックを混ぜた詰め物・被せ物です。

セラミックとレジンのどちらにも属さない素材ですが、実質的にはレジンに近いともいわれています。

セラミック歯は自費診療のため、費用が高いことが難点ですが、ハイブリッドセラミックはレジンとセラミックを混ぜ合わせることで、他のセラミック歯よりもコストを抑えることができます。

一方、経年によって変色しやすいというデメリットもあります。

ただし、セラミックを混ぜ合わせているため、保険適用のレジンよりは変色しにくいです。

ハイブリッドセラミックは、保険適用と自費診療で使用する素材が異なります。

保険適用よりも自費診療の 方が審美性に優れていると言われています。

また、保険適用のハイブリッドセラミックは、被せ物にしか使用できないことや保険適用のハイブリッドセラミックを使用するには複数の条件を満たす必要があるため、まずは歯科医院への相談が必要です。

ハイブリッドセラミックの値段は、詰め物が約3万円、被せ物が約4~8万円(保険適用で約1万円) です。

 

メタルボンド

メタルボンドとは、金属の土台にセラミックを焼き付けた補綴物です。

メタルボンドの土台は頑丈な金属製のため、セラミックの欠点を補うことができます

また、表面はセラミックのため、天然歯に近い審美性を持ちます。

ただし、オールセラミックには白さや透明感が劣るため、比較検討する際はサンプルを必ず確認しましょう。

メタルボンドは金属を使用するため、金属アレルギーの方には向きません

また、金属イオンが溶け出すことで歯茎が黒ずむ場合があります。

さらに、角度によって金属の土台が見える他、歯周病によって歯茎が退縮した際も金属部分が見える恐れがあります。

メタルボンドの被せ物の値段は、約8~15万円です。

 

歯科医院によってセラミックの値段が変わる理由

セラミックの値段が歯科医院によって異なるのは、自費診療によるものですが、値段の相場はある程度決まっています。

いくつかの理由でセラミック治療の値段に変動が起こります。

それはセラミックの材料費や歯科医師の技術料歯科技工士が手作業でオーダーメイド作成する技術料など、品質を保つための費用の変動です。

金属を使用する被せものでは金属の値段が関わっています。

他にもセラミックの被せものを加工する機械の導入などで金額改定があることも多いようです。

セラミック歯は、審美性に優れている素材ですが、使用状況や口腔内の状況によっては短期間で寿命を迎えます。

自費診療のセラミック治療は比較的高額な治療のため、寿命を縮めないように注意したいところです。

セラミック治療を受ける前に、値段や寿命について歯科医師から詳しい話を聞きましょう。

また、保証期間や保証の条件も医院によってそれぞれなので治療をする前に必ず確認しておくことをおすすめします。

その上で、セラミック治療を受けるかどうかや、セラミック治療の種類を決めることが大切です。

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投稿者: ブルーリーフ歯科

2023.03.14更新

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セラミック治療後にしみたり、痛みを感じると不安になられる方も多いと思います。

食事の際に噛むと痛んだり、熱いものや冷たいものを飲んだときにしみたり、何もしていなくても痛むことがあったりと、セラミック治療を終えたにも関わらず痛みを感じるということは、何か原因があるということです。

また、治療の直後から痛む場合があれば、数カ月経過してからしみたり痛みを感じたりするケースもあります。

少しでも気になった時は、できるだけ早めに治療をした歯科医院に相談しましょう。

セラミック治療後に歯がしみたり、痛んだりする原因は一つではなく、複数の要因が考えられます

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神経を残す治療が行われた

大きな虫歯の場合、神経を取ることがあります。

しかし、神経を取り除くと痛みはなくなりますが、その分歯に栄養が行き渡りにくくなるため、歯そのものの寿命が縮んでしまいます。

神経はできるだけ残す治療を行うのが一般的な歯科医の考え方です。

虫歯が深ければ深いほど神経への影響が大きく、しみたり痛んだりする可能性が高くなります。

 

神経が過敏になっている

セラミックの詰め物をする場合、まず歯を削らなければなりません。

歯の構造で、神経に向かって象牙細管と呼ばれる小さな管が無数に走っています。

虫歯を削るとこの管に沿って刺激が神経に伝わり、治療によって強い衝撃や熱を受けます。

そのため、神経が過敏になり、一時的にしみたり噛んで痛みが出やすくなります。

虫歯が深くなければ痛みや刺激は、一過性のもので消えていきますが、虫歯が深い場合は、痛みが長く続くこともあります。

 

セラミックインレーやクラウンが合っていない

セラミックインレー(詰め物) やクラウン(被せ物) は、採った型をもとに石膏を流して、セラミックインレーを製作します。

セラミックインレーやクラウンが合わない原因は、様々考えられます。

採った型に変形が見られた、石膏を流す際に気泡が入った、製作する際にエラーがあった、などと多岐に渡りますが、精度が良くないと隙間ができ、しみたりすることがあります。

噛み合わせが合っていない場合、反対側の歯にかかる負荷のバランスが崩れて痛みや不快感を覚える原因となります。

また、治療直後は適合しているように見えても、噛む動きを続けて力がかかることにより、しばらくして痛みが生じる可能性もあります。

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根の中に細菌が残っている

虫歯が神経まで達している場合、汚染された根の中を完全にきれいにしなければいけません。

根の中の治療をしっかりと行い、完全に細菌を取り除いたことを確認してから土台を立て、被せ物を被せて機能を回復させます。

ところが根の中にまだ細菌が残っている状態で被せ物を被せた場合、いつまでたっても違和感や鈍い痛みが残ります

また根の先に膿の袋ができて、歯ぐきに白いニキビのようなものができてしまうことがあります。

この症状が起きていると、噛んだときに鈍い痛みを感じます。

 

歯ぎしり・食いしばりによる痛み

セラミックの詰め物や被せ物をすることにより、噛み合わせに変化が見られることがあります。

そのちょっとした変化により、歯ぎしりや食いしばりがスタートされる患者さんもいます。

セラミック治療をしたばかりの歯は、神経が敏感になっていることもあり、痛みを感じやすいですので歯ぎしり・食いしばりに注意が必要です。

治療から年月が経っているにもかかわらず痛みを感じる場合は、以下の理由が考えられます。

 

知覚過敏

健康な歯はエナメル質によって守られていますが、歯の根元部分である象牙質が露出すると、無数の象牙細管から神経に刺激が伝わり、しみるような痛みを感じます

これは知覚過敏と呼ばれるもので、加齢や歯周病などで歯茎の後退によって象牙質が露出する、強いブラッシングや歯ぎしりでエナメル質が削れて発症する場合もあります。

 

二次虫歯

二次虫歯とは、一度治療した虫歯が再び虫歯になることです。

本来なら詰め物によって虫歯菌は入り込めなくなっているはずですが、何らかの原因で隙間が生じると細菌が入り込んで、二次虫歯につながります。

一度は治療を終えた歯であり、見た目で虫歯を確認できないため、気が付かないうちに進行しやすいのが二次虫歯の特徴です。

詰め物がしっかり取り付けられている場合でも、経年劣化によって欠損が生じ、そこから細菌が入り込むこともあります。

二次虫歯を避けるためには、毎日のブラッシングとフロスを使って丁寧に歯をケアしつつ、定期的な検診が大切です。

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セラミックインナーの破損

セラミックインナーは強い力がかかると、陶器のように割れたり欠けたりして痛みの原因になります。

まだ装着したばかりで慣れずに違和感があるケースや、1週間程度様子を見て症状が治まるケースの場合は心配はありませんが、中には再治療を必要とするケースもあります。

せっかく高価なセラミックを入れたのに、外してしまうのかと疑問に思うかもしれませんが、装着したばかりのセラミックの補綴物をすぐに外すわけではありません。

レントゲンやCTなど画像から状態を判断することができますし、噛み合わせが合っていない場合は、丁寧な咬合調整で症状を改善することができます。

セラミック治療後に痛みを感じたら、まずはかかりつけの医院に相談し、原因に応じた処置をしてもらいましょう。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2023.03.01更新

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歯の詰め物や被せ物が必要な時、セラミックと聞くと高価な贅沢品といったイメージを持たれる方が多いと思います。

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なぜセラミックの値段は高いのか

①保険が効かない

高価だと感じる一番の理由として、セラミックが保険の効かない自費診療だからという点が挙げられます。

例えば、健康保険の適用であれば、自己負担は3割で済むため安価に感じますが、自費診療の場合は全額自己負担しなければならないため、費用も高額となるのです。

また、自費診療の場合、歯科医院ごとに金額を設定できるので、保険適用の治療のように一律ではありません

 

②手間がかかっている

セラミックの詰め物や被せ物を作っていく際、加工して歯の形にしたり、ご自身の歯の色と合うように一つ一つオーダーメイドで作ったりと、手間と工程がかかる分コストが高くなります。

また、セラミックを専門にされている技工士さんに依頼し、質の高い技工物が出来上がってくることで、技術料も高くなるのです。

 

③素材・材料代が高い

そもそも、セラミック自体の素材が高く、より精度の高いものにすべく、保険診療では使用しない型取りの材料や接着剤を使用するため、コストが高くなってしまう傾向にあります。

セラミックの種類によって値段が異なるセラミックの材料には沢山の種類があります。セラミック単体(e-max等) の物でも数種類、ハイブリッドセラミック(プラスチックが配合されているセラミック) だけでも数種類、ジルコニアセラミック(人工ダイヤモンドのセラミック) だけでも数種類。

そのため、材料代各々を扱う技術料(技工士さんのレベル) の差が違うためセラミックは物によっても、歯科医院によっても値段が変わってくるのです。

セラミックの中でも審美性や機能性が高いものがやはり高額となる傾向があります。

但し、安いから悪く、高いからいいというわけではありません。

ご自身の歯にあう素材のセラミックを選択することが何より一番大事です。

前歯奥歯、噛み合わせの強い弱い、歯ぎしりの有無、などにより安いセラミックの方が合うことも多々あります。

メリット・デメリットを理解した上で担当の先生とよく相談して選ぶと良いでしょう。

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セラミックの歯は医療費控除の対象

クラウン(被せ物) に使用するセラミックの歯は、歯の治療材料として認められており、医療費控除の対象となります。

セラミックは保険が効かず、自費診療となり、ある程度は相場が決まっているため、極端に安くなることはありません。

医療費控除を申請して少しでもセラミックにかかる費用を抑える工夫はできます。

その年の1月1日から12月31日までの間に自分または、生計を一緒にする家族が医療機関において支払った金額の合計を基に所得控除を受けることができます。

医療費控除の申請によってお金が少し戻ってくることで、直接費用が安くなるわけではないですが、トータルの費用を抑えることができます。

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まとめ

セラミックは高額な治療ですが、しっかりメンテナンスを行っていれば10年以上持つ素材です。

審美性はもちろん、銀歯やCADCAMよりも耐久性があります。

透明感・自然感のあるセラミックは完全にオーダーメイドで、ご自身に合ったセラミックを作るために、細かく繰り返す作業は非常に多く高価となる、という仕組みはどうしても発生してしまうのです。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2023.02.27更新

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歯が抜けたり、一部が欠けてしまったりした時、歯科医院に行きますよね?

最近では銀歯の代わりにインプラント治療やセラミック治療が行われるのが一般的です。

どちらも歯を失った部分に対して行う治療という意味では同じですが、歯根の状態によって選択する方法が変わってきます

インプラントとセラミックの治療の違いについて解説していきます。

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インプラントとはどんな治療?

インプラントとは、歯を失ったときに選ばれる治療法のひとつです。

インプラントは主に、根元部分にあたる人工歯根(フィクスチャー)、連結部分(アバットメント)、目に見える部分となる人工歯(上部構造)の3つで構成されています。

まず、顎の骨に人工歯根(フィクスチャー)といわれる土台を埋め込みます。

人工歯根は主にチタン製です。

チタンは身体のなかにあっても異物として認識されにくく、親和性が高いことからインプラントの歯根部分に使用されます。

インプラントの種類は、人工歯根と土台が一体化しているワンピースタイプと、人工歯根と土台をネジで固定するツーピースタイプに分けられます。

また、時間をかけて顎の骨とつながっていく性質もあります。

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インプラントのメリット

インプラントは歯根部分にチタン製の金属を埋め込んで固定するので、噛み心地に優れています。

自分の歯と同じ感覚で噛めるようになり、歯を失う前と同じように食事が楽しめます。

入れ歯のようにグラつくこともなく違和感も少ないです。

チタンは、比較的アレルギーを引き起こしにくい素材とされています。

インプラントは周囲の歯を削ったり、金属のバネをかけたりする必要がないため、周囲の健康な歯に負担がかからず、失った歯を補うことができます。

顎の骨に埋入したインプラントの上に被せ物をするので、金属が見えることがほとんどありません。

また、人工歯にセラミックを用いることで、天然の歯と同じような透明感と、色調の再現が可能です。

 

インプラントのデメリット

インプラントは保険が適用されない自費診療で、高額な治療になります。

また、手術を必要とするため、身体的に負担がかかります。糖尿病など全身疾患を患っており、重度の場合は治療が受けられない可能性があります。

顎の骨の高さや幅が足りず、人工歯根を埋め込めない方もいます。

症例によりますが、最終的な人工歯が入るまで約6~10ヶ月ほど必要とするため、ブリッジや入れ歯と比べると治療期間が長くなります。

歯根が残っている場合でも、インプラントは歯根を補う治療のため、残っている自身の歯根を取り除いてしまいます。

かかりつけの歯科医院と相談しながら治療を進めることが大切です。

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セラミックとはどんな治療?

セラミックは湯飲みに使用される陶材を指しています。

歯科では白い詰め物や被せ物などに使用される素材のひとつです。

見た目は歯を失ってしまっていても、歯根だけは残っている場合があります。

そんなときに選ばれるのが、差し歯です。

近年は、差し歯をセラミックで補うケースが増えています。

インプラントが歯を根元から補う治療法であるのに対して、差し歯は歯根を残したまま目に見える歯の上の部分だけを補う治療です。

他にもセラミック矯正や銀歯の交換、ラミネートベニアの治療にセラミックは使われることがあります。

セラミックにはオールセラミック、ジルコニアセラミック、e-maxなど種類があり、症例や希望によって使用する材料が異なります。

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セラミックのメリット

差し歯治療をする場合は、自分の歯を残すことが可能です。

金属アレルギーが心配でインプラント以外の治療法を検討している場合は、セラミックがひとつの選択肢です。

セラミックは、歯の形や歯並び、歯の色を改善することで、天然歯に限りなく近い自然な見た目と質感を再現でき、透明感が高いのが特徴です。

また、変色することはほとんどなく、プラスチックと比べて歯の色素沈着の心配がほとんどありません。

セラミックは陶材と同様、傷が付きにくくツルツルしています。表面に傷が付きにくく、歯垢(プラーク)が付着しにくいため、虫歯や歯周病のリスクを軽減することができるのです。

 

セラミックのデメリット

陶器の素材を使用しているので、衝撃によって割れる可能性があります。

欠けたり割れたりすると基本的に作り変える必要があり、噛み合わせが強い方には、強度があるジルコニアセラミックの提案や、就寝時に装着するナイトガードの作製がおすすめです。

健康保険が適用しないため、全額自己負担になります。

また、歯科医院によって費用が異なります。

高額な治療になりますが、虫歯や歯周病のリスクが少なく、人体にも優しいセラミックの方が、コストパフォーマンスに優れています

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本日は聞いたことあるけど違いがいまいちわからなかったインプラントとセラミックの違いを解説いたしました。

今までインプラントとセラミックの違いが分からず、治療方法の選択に悩まれてる方も多く、被せ物や差し歯をインプラントと誤った認識をされている方もいます。

お口の健康を保つためにも、ご自身がどのような歯科治療を受けているのか知っておくことは非常に大切なことなのです。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2023.02.14更新

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【 目 次 】

子供はもちろん、大人でも痛い治療は気分のいいものではありません。

歯科治療=痛いものと思い込んでしまうと、虫歯や歯周病になってしまったときに治療に積極的になれず、いつの間にか悪化させてしまうケースもあります。

近年では歯科微痛治療として、歯科治療で感じる痛みをできるだけ抑えた、痛みの少ない処置を行っている歯科医院も多くあります。

完全に痛みがなくなるわけではありませんが、痛みの少ない歯科医院を探している方はぜひ参考にしてみてください。

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麻酔注射の痛みを緩和するための対策

歯科治療での痛みの代名詞と言えば麻酔注射を思い浮かべる方が多いと思いますが、昨今ではほとんど痛みなく処置が可能となっています。

 

表面麻酔の塗布

歯科治療で麻酔を行なう際は、麻酔針を歯茎に刺す時に痛みを生じることもあります。まず歯肉に塗り込むタイプの麻酔を施し、歯茎が麻痺した状態で麻酔注射を行います。これにより、刺さる時の痛みも軽減できます。

 

痛みを感じさせない電動麻酔器

注射の際に痛みを感じる原因のひとつに、麻酔の薬剤を注入するスピードにムラがあることが挙げられます。瞬間的に余計な圧力がかかると、人間は痛みを感じやすくなります。手動で注射をすると、いくら気をつけていても薬剤を押し出す力がどうしても不安定になってしまい、これが痛みに繋がるのです。その点、電動麻酔器を使うと、機械で麻酔剤を注入するスピードを調整することができます。ゆっくりと一定のスピードで注入できるので、痛みの軽減につながります。さらに、注射針は細ければ細い程、痛みを抑えることができるため、極細の注射針を使用し、刺すときの痛みにも配慮することができます。

 

麻酔針の刺し方

注射針を刺す際には、刺す角度によっても歯肉に加わる圧力レベルが異なってきます。麻酔針をお口の粘膜にあてがいながら注射を行なうと、過度な圧力が加わりにくくなるため、痛みが伴いにくくなります。

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拡大視野下で精密な処置

歯の削る範囲が大きければ、その分痛みも強く感じることになります。

マイクロスコープや歯科拡大鏡を用いた精密な処置を行い、出来るだけ痛みを感じないよう最小限の切削を行うことができます。

 

5倍速コントラの使用

通常の歯を削る機器(歯科用タービン)とは異なり、5倍速コントラと呼ばれる切削機を使用することにより、歯を削る時の振動や音を格段に小さくさせることができますので、痛いと思い込ませてしまう恐怖心自体も生じにくくなります。

 

痛みも少なく治りも早い歯科用レーザー

歯科用レーザーとは、レーザー光のエネルギーを利用した治療機器のことです。

歯や歯ぐきの殺菌、歯肉や粘膜の切開などに活用でき、薬剤を使った治療に比べて副作用がなく、痛みもほとんど感じません。

また、治癒スピードも速いという特徴があります。

虫歯や歯周病の治療、根幹治療では、殺菌作用によって虫歯や歯周病の原因菌を殺菌して症状の改善を目指します。

ほかにもお口の中の炎症を緩和したり、口内炎を治療したりと、幅広い症状に対して治療ができます。

患者さんの身体的・肉体的な負担が少なくやさしい治療といえるので、高血圧や心臓疾患などの持病がある方や、妊娠中の方の治療にも使えます。

 

まとめ

痛みの緩和だけでなく、治療に伴う心身的な負担の軽減に努めている歯科医院も増えているようです。

治療に伴う心身的負担を抑えるためには、患者様の事をしっかり理解する、ということが大切です。

これまでの治療で恐怖を感じたことや麻酔注射との相性などを聞き入れてくれる、その情報を考慮した上で適切な処置を実施してくれる、患者様としっかりコミュニケーションを取ることで、不安や緊張を和らげ、落ち着いた状態で治療を受診していただけるように工夫や対策を施してくれる歯科医院であれば、さらに通いやすくなりそうですね。

また、早期治療を行なえば行なうほど、痛みの発生リスクが減ります。

ご自身の歯に違和感を感じた際は、早めに来院しましょう。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2023.02.07更新

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【 目 次 】

虫歯になったら歯医者に治療に行きますよね?

虫歯が進行して神経の治療を行った後は、被せ物をして歯を補います。

その虫歯の治療で使われる治療方法の中にセラミックがあります。

セラミックと聞くととても高いイメージがありますが、現在の日本の保険制度では、セラミックを保険で行うことができません

健康保険が適用される基準は、病気を治すために行う必要最低限の治療と規定されており、純粋なセラミックの場合は必要最低限以上の審美治療と理解されているので保険適用外です。

セラミックは高額な自費診療ですが、銀歯やCADCAMと違って虫歯になりにくく、割れにくいことから、将来的な再治療のリスクが抑えられます。

自費診療の場合は、歯科医院が治療費を自由に決めることができるので、保険適用の治療のように治療費が一律ではありません。

保険適用外の治療は費用が高くなります

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ハイブリッドセラミックとは?

セラミック治療の方法の1つとして、ハイブリッドセラミックがあります。

セラミックの被せ物をしたいけれど、安い費用で済ませたいという方は、ハイブリッドセラミックを選ぶと保険適用になる可能性があり、費用を抑えられるかもしれません。

セラミッククラウンは基本的に保険適用外となりますが、セラミックを一部使用したハイブリッドセラミックは条件を満たすことで保険適用となります。

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ハイブリッドセラミックとはどんな素材?

レジンと呼ばれる歯科用プラスチックとセラミック(陶器)を混ぜ合わせて作った詰め物・被せ物になります。

詰め物とは小さい虫歯を取り除いた部分に詰めるもの、被せ物とは大きい虫歯を削った歯に被せるものです。

オールセラミックの場合は自費診療になるため費用が高いですが、ハイブリッドセラミックの被せ物は条件を満たせば保険適用となるので、費用を抑えて治療を受けることが可能です。

ハイブリッドセラミックは、セラミックを使用した素材ですので、元の歯に近く、自然な見た目ですが、レジン(歯科用プラスチック)の部分は経年による変色が起こりやすいです。

オールセラミックと比べると、ハイブリッドセラミックは素材が柔らかく割れにくいですが、着色や歯垢が付着しやすいため、虫歯になるリスクは高くなります。

また、治療の際に銀歯よりも歯を多く削る必要がありますので、神経を取る処置(根管治療)が必要になることがあるので注意が必要です。

ハイブリッドセラミックは、保険適用と自費診療の両方で使用されている素材ですが、自費診療で使われている被せ物の方が耐久性と審美性に優れています

 

ハイブリッドセラミックの保険適用条件とは

従来のハイブリッドセラミックに健康保険が適用されるわけではありません

まず被せ物に限られているため、詰め物のハイブリッドセラミックに健康保険は適用されません。

さらに、従来のハイブリッドセラミックに比べて審美性と耐久性が劣るものになります。

また、健康保険適用のためには次の基準を満たす必要があり、治療を受ける歯科医院の設備、治療対象となる歯が限られています。

 

 

基準①厚生労働省に施設基準の届け出を行い、認可された歯科医院である

基準②歯科補綴治療に関する専門知識、及び3年以上の経験を持つ歯科医師が在籍している

基準③厚生労働省の定める歯科用CAD/CAM装置で製作する

基準④製作する歯科医技工所との連携がとれている

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保険適用の治療対象となる歯は?

先述にもありましたように、詰め物の場合は例外なく健康保険が適用されないということになります。

また、治療対象となる歯には次の基準が定められています。

 

 

・第1小臼歯(前から4番目の歯)

・第2小臼歯(前から5番目の歯)

・第1大臼歯(前から6番目の歯)※金属アレルギーの方のみ

・第2大臼歯(前から7番目の歯)※金属アレルギーの方のみ

・第3大臼歯(前から8番目の歯)※金属アレルギーの方のみ

 

金属アレルギーの方のみ対象となる歯が増えますが、その際は金属アレルギーを証明する診断書などが必要です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本日は歯医者治療におけるセラミックの保険について解説してゆきました。

保険適用の治療は、技術発達により年々確かに増えてきていますが、まだまだ補えない所も多く単体のセラミックが保険適用となる日はしばらく来ないようですね。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2023.02.02更新

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【 目 次 】

皆さんは初めて行く歯医者を選ぶ際、どのような基準で選んでいるでしょうか。

 

歯や口の中に何かしらの悩みがあっても、歯医者の数が多いため、どこに通うべきか悩んだ経験はありませんか?

 

今や、コンビニより数が多いといわれる歯医者

 

候補が多いうえ、実は専門分野も複雑に分かれており、医院選びの難しさに拍車をかけています。

 

ある程度の専門知識をもとに歯医者を選ばなければ、思わぬ不利益を被ることがあるのです。

 

インターネットの口コミが良いからと言っても、いざ通院してみると自分には合わなかったという場合も考えられます。

 

良い歯医者を見分けるにはどうするべきか。

 

様々な歯医者検索のサイトがある中で、歯医者を探す際口コミを活用するポイントをご紹介します。

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歯医者を探す時の口コミ活用ポイント

自身の症状に当てはまる治療を行う歯医者を選ぶ歯医者といっても診療科目には種類があり、それぞれの歯医者で専門とする科目が異なります。

自分に合った歯医者を見つけるためには、歯の悩みがどの科目に当てはまるかを知っておくことが大切です。

歯医者には、一般歯科、小児歯科、審美歯科、矯正歯科など、歯科という括りの中であっても、分野によっていくつかの種類に分かれています。

その為、自分の症状に当てはまる症状を診てもらえる歯医者を選びましょう。

 

自分が行きたいと思う歯医者の特徴を決めておくポイントを決めておくことで、参考にする部分に的が絞られ、注目したい医院の特徴が見えやすくなってきます。

例えば、院内が綺麗なところがいい、先生の技術が高いところがいい、丁寧にカウンセリングしているところがいい、痛みの少ないところがいい、など。

 

院長の経歴を確認する歯医者の候補がある程度絞れたら、それぞれの医院サイトを見ながらじっくり検討しましょう。

見ておきたいポイントはまず院長の経歴です。

セミナーに参加しているという記載だけでなく、専門医や認定医の資格を有していると分かれば安心度が増します。

治療についての記載も、判断材料の1つです。

症例写真が多く載っているとすぐ信頼してしまいそうになりますが、詳細な説明があるかどうかも重要です。

中にはその歯医者では治療していない症例の写真を他から流用して載せているケースもあるようです。

 

なるべくたくさんの口コミを見る時々「やらせ」の口コミといった問題が起きることもあります。

もしかしたら、参考にすべきではない口コミもあるかもしれません。

なるべく多くの口コミを読むことで、なんとなく医院の特徴がつかめます

一つだけ読んで判断するのはおすすめしません。

例えば、痛みが全然なかったという口コミは、個人の痛みを感じる程度や治療内容によって異なります。

 

予約を決めた医院でまずはカウンセリングを受けて判断する初診の医院でいきなり治療をするのではなく、カウンセリングや無料相談を受けてから、先生の対応やスタッフの対応、治療方針や院内の雰囲気など自分に合っているかじっくり判断する余裕を持つことも大切です。

口コミ通りかどうか、ここで一致させるといいでしょう。

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まとめ

こういったポイントをしっかりと抑えていれば、口コミを上手に有効活用することができるでしょう。

 

良い口コミを鵜呑みにするのではなく、自分の症状と内容が近しい口コミや、口コミの内容を参考にすると良いでしょう。

 

患者様によって意見や感じ方はバラバラです。

 

ポイントを踏まえながら歯医者選びの参考にしてみてください。

 

満足のいく治療を受けるためにも慎重に選びましょう。

投稿者: ブルーリーフ歯科

2023.01.31更新

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【 目 次 】

歯科医院=痛くなったら治療するところというイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、近年では定期的なメンテナンスとセルフケアが大切という認識が広がり、治療するから予防するへと意識が高まってきました。

 

歯科の定期検診は、虫歯や歯周病といったお口の病気を予防する上で非常に有効ですが、お口の中を健康に保つためには、どのくらいの頻度で通ったらいいのか迷ってしまいますよね。

 

お口の中の状態は人それぞれ違うため、セルフケアが上手な方もいれば、セルフケアが上手くいかず、歯に汚れがつきやすい方もいます。

 

そこで今回は、歯のクリーニングやブラッシング指導などを受けることができる定期検診の通院頻度について解説します。

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一般的な歯のクリーニング

歯科医院での一般的なクリーニングに通う頻度は、3か月に1回程度と言われています。

 

お口の中にはたくさんの細菌が存在していますが、歯科医院でクリーニングをしてもらうと、お口の中の虫歯菌や歯周病菌は一時的に減少します。

 

しかし、ゼロになるわけではなく、その後ご家庭でしっかりブラッシングを行っても、歯周ポケットの中の歯周病菌の数は3ヶ月程度で再び増殖し、元に戻ってしまうという論文のデータがあります。

 

ですので、クリーニングに通う頻度も2~3か月に1回と言われています。

 

セルフケアだけでは落とせない汚れは、歯医者での専門的なクリーニングで除去してもらう必要があります。

 

磨き残したプラーク(歯垢)は放置していると歯石になり硬くなってしまいます。

 

プラークや歯石は、虫歯や歯周病の原因となるため除去しなくてはいけませんが、歯石はとても硬いので歯ブラシでは除去することができません。

歯医者 歯科検診 頻度

 

セルフケアが上手くいかず、汚れが歯につきやすい人

セルフケアが上手くいかず、汚れが歯につきやすい方や、歯周病が進行してしまっている方の場合は、1~2か月くらいのペースで歯科医院で専門的なクリーニングをされるのが望ましいです。

 

歯周病が進行している方は、歯周ポケットが深くなってしまっています。

 

歯周ポケットが4ミリ以上になってしまうと、歯ブラシでは取りきることが難しいため、歯周病がこれ以上悪くならないように適度なクリーニングが必要です。

 

歯科医院では、汚れや着色を除去するクリーニングのほかに、歯磨きの仕方を教えてもらうことができます。

 

セルフケアが上手くいかない方は、定期的に磨き残しがどこにあるかチェックしてもらうと良いでしょう。

 

歯並びが悪い方やタバコを吸う方も、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

 

歯並びが悪い方は、細かい所に歯ブラシの毛先が届きにくいため汚れが残りやすくなるからです。

 

また、タバコを吸われる方は、タバコに含まれる成分が歯周病を悪化させ、歯面にヤニもつきやすくなるため1~2か月ぐらいのペースでクリーニングを受けられることをおすすめします。

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お口の状態が良く、セルフケアができている人

セルフケアができてお口の中の状態がきれいに保てている方は、虫歯や歯周病のリスクが少ないため半年に1度くらいのペースでも大丈夫でしょう。

 

ただし、セルフケアが上手な方であっても、歯科医院での定期的な検診やクリーニングは必要ないというわけではありません。

 

どんなに上手に磨けていたとしても、落としきれていない汚れがあります。

 

セルフケアができていて、虫歯がなく、歯周ポケットの数値がすべて3mm以下となっている方でも、半年に1度は定期検診とクリーニングをしてもらうことをおすすめします。

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なぜ1年に1回ではいけないのか?

3ヵ月に1回の頻度で定期検診を受けるとなると、なかなか時間を割くことができない、という方もいらっしゃるかと思います。

 

健康診断が1年に1回なら、歯科検診もそれと同じ頻度で良いのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

ですが、それでは磨き残した歯垢がお口の中にたまってしまい、虫歯や歯周病をしっかりと予防するのは難しくなります。

 

虫歯や歯周病などの病気は比較的進行が早く、1年という長い期間をあけてしまうと、取り返しのつかない状態まで悪化してしまうことも珍しくありません。

歯医者 歯科検診 頻度

 

早期発見・早期治療もできる

もしも虫歯や歯周病にかかっていたとしても、3~6ヶ月に1回、定期検診を受けていれば、初期段階で見つけ出すことができます。

 

虫歯や歯周病は、一度かかってしまうと治療を受けてもお口にダメージが残ります。

 

早い段階のうちに見つけ出し、治療に取り組むことで、お口へのダメージは最小限に抑えることができますし、強い痛みを感じずに済みます。

 

患者さんご自身で虫歯や歯周病を早い段階のうちに発見するのは非常に難しいです。

 

3~6ヶ月に1回、定期検診を続けていれば、虫歯や歯周病を早期発見できるため、お口へのダメージも減らすことができます。

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まとめ

歯科の定期検診は、虫歯や歯周病があるかどうかを調べて治療をしてゆくだけではありません。

 

これからも虫歯や歯周病にかからないように、様々な予防処置も受けることができるのです。

 

そうしたことも踏まえ、3~6ヶ月に1回の定期的な受診をおすすめします。

投稿者: ブルーリーフ歯科

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