院長ブログ

2024.10.01更新

歯医者の予約が必要な理由について

歯医者での治療や定期的な歯科検診などの予約取得は、忙しい日常の中で時間に追われていると、面倒に感じることもあるかもしれません。

しかし、実際には歯医者での治療や定期的な歯科検診のために、予約を希望する日にちや時間を確保することは非常に重要であり、電話予約やネット予約で定期的に診療予約を入れるべきなのです。

今回は、なぜ歯医者での治療や定期的な歯科検診などの診療予約が必要なのかについて、理由をご説明していきます。

 

 

歯の健康維持

歯の健康維持に、歯医者での治療や定期的な歯科検診などの診療予約は必要不可欠です。

定期的な歯科検診の予約を取得することによって、歯医者で歯や歯茎の状態をチェックし、早期の異常を発見することができます。

虫歯や歯周病などの症状が進行する前に歯医者での歯科治療を受けることで、重篤な状態を防ぐことができるのです。

 

 

予防治療の実施

歯医者での治療や定期的な歯科検診などの診療予約では、患者さまの歯の健康を保つための治療やクリーニングなどの予防治療が行われます。

プロフェッショナルな歯科医師や歯科衛生士によるクリーニングやフッ素塗布などは、日常の歯磨きでは届きにくい部分のケアを行い、虫歯や歯周病のリスクを軽減する効果があります。

 

 

健康問題の早期発見

歯医者の歯科検診の予約を取得することで、口内の異常や他の健康問題の早期発見にも役立ちます。

口腔内の異常が全身の疾患と関連していることがあり、歯医者の診療によってそれらの兆候を見逃すことなく対処できるのです。

 

 

カウンセリングとアドバイス

歯医者での治療や定期的な歯科検診などの診療予約では、患者さまご自身の症状に合わせて、歯や口腔の健康に関するカウンセリングやアドバイスを受けることもできます。

歯医者へ来院して適切な歯磨き方法や口腔ケアの指導を受けることで、患者さまがご自宅で行うセルフケアの質を向上させることができます。

 

 

質の高い歯科治療をするため

歯科が他の診療科目と異なるところは、ほぼ全ての患者さまに対して歯科医師が毎回治療をするというところです。

歯科衛生士の補助は大きいものの、一回の歯科治療で患者さま一人につき最低でも30分の治療時間がかかるため、歯科医師が1日に受付、治療できる患者さまの人数はそう多くありません。

患者さま一人一人の症状に合わせて適切な検査をしたのち、治療計画を立て、患者さまに納得されるよう分かりやすく説明し、さらに質の高い歯科治療を施すためには、患者さまが希望する日時に来院予約を取得し、時間を確保しておくことが重要なのです。

もし当日飛び込みで来院される患者さまを増やせば、事前予約で来院される患者さまの治療時間がずれたり、準備していた治療計画が崩れたりする可能性があります。

 

 

当日予約・当日来院のデメリット

歯医者の多くは予約制を導入しています。

予約制の歯医者は、基本的には事前予約の患者さまが優先であると理解していただく必要があります。

歯医者へ当日予約の電話をすることや当日来院する際のデメリットとは、どのようなことがあるのでしょうか。

 

待ち時間が長い

患者さまの歯の状態や痛みの度合いにもよりますが、予約優先の歯医者では通常、事前予約されている患者さまの合間に当日予約または当日来院の患者さまの治療をしていきます。

そのため歯医者の診療室に入るまでの待ち時間がとても長く、治療の合間で待ち時間が発生することもあることを認識しておくと良いでしょう。

 

応急処置のみの可能性がある

すでに予約が入っている患者さまの混雑状況にもよりますが、治療時間を十分に確保できないため、事前予約を受付けていた場合と比べて処置内容が少なくなったり、応急処置のみになることがあります。

 

 

歯医者の予約が不要のケース

どうしてもという時は、予約がなくても歯医者を受診する方法があります。

 

予約が必要ない歯医者を受診する

一般的ではありませんが、受診の際に電話予約やネット予約が不要で、患者さまが行きたいと思った時すぐに診察受付できるスタイルを取っている歯医者もあります。

医院内に歯科医師や歯科衛生士、治療台の数が多い歯医者では、急な患者さまの受診でも柔軟に対応しやすくするために、予約不要の診療スタイルを取っているところもあります。

混み合っている曜日や時間帯によっては、数時間の待ち時間を要する場合もあります。

 

緊急の症状には急患扱いで受診できる歯医者もある

急な歯の痛みや腫れの症状は、治療上すぐに歯医者での診察を必要とするため、受診をした方がよい場合もあります。

歯医者によっては、当日の電話予約や受付の窓口で事情を伝えれば、痛みや腫れの症状によっては急患として対応してもらうことができます。

しかし、受診の際はできる限り電話予約で事前に歯医者に連絡をし、痛みや腫れがあることや今から受診できるかといった事前確認をした方がスムーズです。

受診する前に電話予約で連絡をすることで、歯医者にとっても事前に痛みや腫れの症状を把握することができ、急患対応や応急処置の事前準備がしやすくなります。

痛みや腫れがある中大変ではありますが、慌てずにまずは歯医者へ相談の電話連絡をしてみることをおすすめします。

また、電話で当日予約が取得できても、事前に予約されていた患者さまが優先されるため、待ち時間が長くなることもありますので時間に余裕を持って来院しましょう。

  

 

処置中の歯の突発的なトラブルはすぐに電話を

通院中の歯医者で詰めてもらった被せ物が取れた、仮の蓋が取れてしまったという処置中および治療直後のトラブルや症状に関しては、早めに電話予約で連絡をするよう呼びかけている歯医者も多いです。

特に痛みの症状も感じないし、このまま様子をみておこうと放置していると、治療した部分が再び細菌感染を起こす恐れもあります。

二次的な虫歯になってしまうケースもありますので、すぐにかかりつけの歯医者へ診察の相談や電話予約の連絡をすることをおすすめします。

 

 

歯の健康のために

以上の理由からも分かるように、歯医者での治療や定期的な歯科検診などの診療予約は本当に必要なものです。

歯医者へ定期的な診療予約を入れることで、ご自身の口腔健康を守り、将来的な歯のトラブルや健康問題を予防することができます。

また、予約優先の歯医者であれば、待ち時間も少なくて済みますので、忙しい方にとっては安心です。

もし、歯医者へ診療予約の手続きや時間の確保が難しい場合は、歯医者に電話連絡で相談してみることもおすすめです。

予約や治療計画について柔軟な対応をしてくれる歯医者もありますので、希望する日にちや時間に歯医者の予約を取得する方法を見つけてみてください。

また、急な痛みや腫れによる緊急性の高い症状の場合は、急患扱いとして当日に診察対応や応急処置をしてくれる歯医者もあります。

受診する前に歯医者へ連絡をし、電話予約をすることで、急患対応や応急処置の事前準備がしやすくなります。

我慢をせず、まずは歯医者へ連絡をし、診察の相談や電話予約をしましょう。

健康な笑顔を保つためにも、歯医者での治療や歯科検診などの診療予約を定期的に入れることをお忘れないように。

ご自身の口腔健康を大切にし、心地よい口腔環境を維持できるようにしていきましょう。

投稿者: ブルーリーフ歯科

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