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2.予防診療を重視している歯医者か
3.麻酔時に十分な問診、スクリーニングを行っている歯医者か
4.先生やスタッフの子供への対応が良い歯医者か
5.診療や治療に関してデメリットも伝えてくれる歯医者か
6.まとめ
初めて子供さんを歯医者に連れて行くのは不安がありますよね。
歯の健康は、永久歯になってから始めるのではなく、乳歯のケアから始まっています。
一生使う歯とお口の中の健康を考えると、安心して診療していただく小児歯科は慎重に選ぶことが大切です。
小児歯科の選び方の参考に、ポイントを紹介していきます。
治療や診療が子供目線で通いやすい歯医者か
歯科治療は怖くて嫌いという不安を持つ子供が多いですが、歯医者に通うことをプラスに思えるようになれば、子供の歯に対する意識そのものを高めることができます。
また、歯医者内にキッズスペースや子供向けの本、グッズなどが設置されていて時間を過ごすことができたり、診療スペースは子供に配慮した設計であることも大切ですが、本当に診療に通いやすい歯医者とは、子供が自ら進んで安心して継続的に通おうと思えることが歯医者の選び方の目安になります。
予防診療を重視している歯医者か
子供の歯は虫歯になりやすく、一度虫歯ができるとあっという間に進行してしまいます。
将来の歯の健康を左右する大切な時期でもありますから、歯医者の選び方の1つとして小児歯科は特に虫歯の予防診療に力を入れているところを選びましょう。
歯医者というのは本来、治療や診療をするときだけに行くところではありません。
治療だけではなく将来を見据えた予防を考えて時間をかけて診療をしてくれるか、安心な歯医者の選び方を見極める必要があります。
麻酔時に十分な問診、スクリーニングを行っている歯医者か
歯科治療で、進行した虫歯や抜歯には麻酔を使用することが考えられますが、大人でも緊張感により治療後に気分が悪くなる方もいるため、子供に対しては特に注意が必要です。
薬などによるアレルギーがないか、治療当日の体調に問題はないかなど、治療前の十分時間をかけて問診やスクリーニングを行い、保護者にきちんと説明を行う歯医者かどうかは非常に大切です。
前に説明もなく、いきなり麻酔をする歯医者は選び方としては要注意です。
先生やスタッフの子供への対応が良い歯医者か
いかに小さい時から正しくブラッシングをして、定期的に歯のメンテナンスへ通うかということが、これからのお口の一生を左右する大きな分かれ目になってきます。
なので歯医者の選び方の重要な点として、子供に正しいブラッシングの指導を時間をかけてしてくれて、嫌がらずに診療へ通えるように接したり、子供の気持ちに寄り添った話し方をしてくれることも不安解消には必要だと思うのです。
歯医者の歯科医師を初めとした診療スタッフの対応は、その歯医者の全てを表すと言っても過言ではありません。
頑張って治療を受けることができたら褒めてくれる、次も治療頑張ろうと積極的に話しかけてくれるなど「この歯医者なら通いたい」と子供自身が思えるようなスタンス、安心で親しみやすいスタッフがいることで、選ばれる歯医者・小児歯科と言えるのではないでしょうか。
診療や治療に関してデメリットも伝えてくれる歯医者か
歯科治療には、メリットだけでなくデメリットもつきものです。
都合のいいことだけでなく、治療に対する問題点などもきちんと説明してくれる歯医者であるかも重要な要素となります。
治療のメリットとデメリットを理解した上で、安心で正しい治療を受けるように判断しなければなりません。
お子さんも親御さんも納得のいく治療を受けられることが大切なのです。
また、治療に対する疑問や不安なども遠慮せずに相談でき、きちんと理解できるまで時間をかけて丁寧に説明をしてくれるかも歯医者の選び方には欠かせないポイントとなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は子供の歯医者さんの選び方をご紹介させていただきました。子供の歯の健康は、一生の歯の健康です。
子供の虫歯を治療することだけが歯医者・小児歯科の役目ではありません。
大人になってから虫歯や歯周病に悩まないためにも、子供の時からの定期的な診療やケアが何よりも大切です。
またその後の歯並びや噛み合わせにも大きく関わるため、治療や予防診療だけでなく歯並びの相談ができることも小児歯科の良いところです。