院長ブログ

2025.04.01更新

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【 目 次 】

 

1.はじめに、歯を失った時の選択肢としてのブリッジ
2.ブリッジ治療とは?基本的な仕組みと特徴
3.ブリッジ治療の費用はいくら?保険適用と自費診療の違い
4.保険適用のブリッジ治療の費用
5.自費診療のブリッジ治療の費用
6.ブリッジ治療とインプラント治療:費用対効果の比較
7.ブリッジ治療の費用とメリット・デメリット
8.インプラント治療の費用とメリット・デメリット
9.費用対効果で選ぶなら?
10.ブリッジに使用される素材と費用の関係
11.保険適用の素材と費用
12.自費診療の素材と費用
13.奥歯のブリッジ治療:特有の課題と費用
14.奥歯ブリッジの費用
15.奥歯ブリッジのメンテナンス
16.ブリッジとインプラントの寿命と長期的な費用
17.ブリッジの寿命と長期費用
18.インプラントの寿命と長期費用
19.ブリッジ治療の流れと期間
20.ブリッジ治療の後の注意点とケア
21.まとめ:あなたに最適な選択は?  

ホワイトニングは、美しい笑顔を手に入れたいと希望される方にとって人気の治療方法ですが、虫歯がある場合にはいくつか注意が必要です。

この記事では、歯医者で行うホワイトニングと虫歯治療に関するポイントを詳しく解説します。  

 

はじめに、歯を失った時の選択肢としてのブリッジ

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歯を失うことは誰にとっても大きな問題です。

特に奥歯を失うと、咀嚼機能に大きな影響を与えるだけでなく、見た目にも影響することがあります。

現代の歯科治療では、失った歯を補う選択肢としてブリッジやインプラントなどがあります。

本日は特にブリッジ治療に焦点を当て、その費用や素材、メリット・デメリットについて詳しく解説します。

歯科医院での診療を検討する際の参考にしていただければ幸いです。  

 

ブリッジ治療とは?基本的な仕組みと特徴

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ブリッジ治療とは、失った歯の両隣の健康な歯を支えとして、人工の歯を橋のように渡す治療法です。

歯科医院での一般的な診療の一つで、インプラント治療と並んで人気のある治療方法です。

ブリッジ治療の大きな特徴は、隣接する健康な歯を削って支台とする必要がある点です。

この点がインプラント治療と大きく異なります。

ブリッジ治療では失った歯の両側の歯を土台として使用するため、それらの歯を削る必要があるのです。

奥歯のブリッジ治療は特に咀嚼力が強くかかるため、適切な素材選びが重要になります。

歯科医師は患者さんの口腔内の状態や予算に合わせて、最適なブリッジ治療を提案します。  

 

ブリッジ治療の費用はいくら?保険適用と自費診療の違い

ブリッジ治療の費用は、使用する素材や治療する部位によって大きく異なります。

保険適用のブリッジ治療と自費診療のブリッジ治療では、費用に大きな開きがあります。   

 

保険適用のブリッジ治療の費用

保険適用のブリッジ治療の費用は、3割負担の場合、前歯で約5,000〜8,000円、奥歯で約7,000〜10,000円程度です。

しかし、保険適用のブリッジは素材に制限があり、主に金属(銀色)が使用されるため、審美性に欠ける場合があります。

特に前歯のブリッジ治療では見た目が重要になるため、保険適用外の自費診療を選択する患者さんも少なくありません。

ただし、奥歯のブリッジ治療であれば、見た目よりも機能性が重視されるため、保険適用のブリッジでも十分という方もいらっしゃいます。   

 

自費診療のブリッジ治療の費用

自費診療のブリッジ治療の費用は、使用する素材や歯科医院によって大きく異なりますが、一般的には1本あたり5万円〜20万円程度です。

高級素材を使用すると、費用はさらに高額になることがあります。

自費診療のブリッジ治療では、セラミックやジルコニアなどの白い素材を使用できるため、見た目が自然で審美性に優れています。

また、素材の耐久性も高く、長期間使用できるメリットがあります。  

 

ブリッジ治療とインプラント治療:費用対効果の比較

歯 ブリッジ 費用

ブリッジ治療とインプラント治療は、どちらも失った歯を補う治療法ですが、治療法や費用、メリット・デメリットが大きく異なります。  

 

ブリッジ治療の費用とメリット・デメリット

ブリッジ治療の初期費用はインプラント治療よりも安価で、保険適用の場合はさらに費用を抑えられます

ブリッジ治療は比較的短期間で完了し、特別な手術が必要ないため、高齢者や全身疾患のある方にも適しています。

一方、ブリッジ治療の最大のデメリットは、健康な隣接歯を削る必要がある点です。

これにより、将来的に支台歯にトラブルが生じるリスクがあります。

また、ブリッジ下部の清掃が難しく、歯周病や虫歯のリスクが高まる可能性があります。  

 

インプラント治療の費用とメリット・デメリット

インプラント治療の費用は、1本あたり30万円〜50万円程度と高額です。

健康保険は原則として適用されないため、全額自己負担となります。

治療期間も数か月から半年以上かかることがあります。

しかし、インプラント治療の最大のメリットは、隣接歯を削る必要がない点です。

また、見た目や機能性が天然歯に近く、適切にケアすれば長期間使用できます。

骨に固定されるため、安定性も高いです。  

 

費用対効果で選ぶなら?

 歯 ブリッジ 費用

短期的な費用だけを考えるとブリッジ治療の方が安価ですが、長期的な観点からは、インプラント治療の方が費用対効果が高い場合があります。

特に、隣接歯が健康な場合や若年層の場合は、将来的なリスクを考慮してインプラント治療を選択する方も増えています。

ただし、インプラント治療は全ての方に適しているわけではありません。

骨量が不足している場合や全身疾患がある場合は、ブリッジ治療の方が適している場合もあります。

歯科医師と相談しながら、自分に最適な治療法を選ぶことが大切です。  

 

ブリッジに使用される素材と費用の関係

ブリッジに使用される素材は多岐にわたり、素材によって費用、耐久性、審美性が異なります。  

 

保険適用の素材と費用

保険適用のブリッジには、主に金銀パラジウム合金という銀色の金属が使用されます。

この素材の費用は比較的安価で、3割負担の場合、ブリッジ全体で約7,000〜10,000円程度です。

金銀パラジウム合金は強度があり実用的ですが、金属アレルギーのリスクがあり、見た目も自然ではありません。

特に前歯のブリッジでは、審美性を重視する方にはあまり選ばれません。  

 

自費診療の素材と費用

自費診療では、様々な素材を選択できます。

代表的な素材とその費用は以下の通りです:

 

 

1. メタルボンド:

金属の上にセラミックを焼き付けた素材で、費用は1本あたり約8万円〜15万円程度。

2. オールセラミック:

金属を使用せず、全てセラミックで作られた素材で、費用は1本あたり約10万円〜20万円程度。

3. ジルコニア:

高い強度と審美性を併せ持つ素材で、費用は1本あたり約12万円〜25万円程度。

奥歯のブリッジ治療では、咀嚼力が強くかかるため、強度の高いジルコニアが選ばれることが多いです。

一方、前歯のブリッジ治療では、審美性を重視してオールセラミックが選ばれることが多いです。

素材選びは費用だけでなく、使用部位や患者さんの希望、歯科医師のアドバイスを総合的に考慮して決めるべきです。  

 

奥歯のブリッジ治療:特有の課題と費用

奥歯のブリッジ治療は、前歯のブリッジ治療と異なる特有の課題があります。

奥歯は咀嚼の際に強い力がかかるため、より強度の高い素材が必要になります。  

 

奥歯ブリッジの費用

奥歯のブリッジ治療の費用は、保険適用の場合、3割負担で約7,000〜10,000円程度です。

自費診療の場合は、使用する素材によって異なりますが、1本あたり約8万円〜25万円程度です。

奥歯のブリッジには強度が求められるため、自費診療ではジルコニアなどの高強度素材が推奨されることが多く、その分費用も高くなる傾向があります。  

 

奥歯ブリッジのメンテナンス

奥歯のブリッジは、食べ物が詰まりやすく、清掃が難しい部位です。

そのため、定期的な歯科検診と適切なケアが重要になります。

専用のフロスや歯間ブラシを使用して、ブリッジ下部もしっかり清掃することが大切です。

メンテナンスを怠ると、歯周病や虫歯のリスクが高まり、ブリッジが早期に寿命を迎えてしまう可能性があります。

そうなると、再治療が必要となり、追加の費用がかかることになります。  

 

ブリッジとインプラントの寿命と長期的な費用

歯 ブリッジ 費用

ブリッジとインプラントの寿命は、適切なケアと定期的なメンテナンスを行うことで大きく変わります。

寿命が異なれば、長期的な費用も変わってきます。  

 

ブリッジの寿命と長期費用

ブリッジの平均的な寿命は約10〜15年と言われていますが、ケアや素材によっては5年程度で再治療が必要になることもあります。

一方、良質な素材と適切なケアを行えば、20年以上使用できることもあります。

ブリッジの再治療が必要になった場合、初回と同等かそれ以上の費用がかかることがあります。

そのため、長期的な視点で考えると、初期費用だけでなく、将来的な再治療費用も考慮する必要があります。  

 

インプラントの寿命と長期費用

インプラントの平均的な寿命は約20〜30年と言われており、適切なケアを行えば一生使用できる可能性もあります。

初期費用は高いものの、長期的に見れば再治療の必要性が低く、費用対効果が高い場合があります。

ただし、インプラント周囲炎などのトラブルが発生した場合、高額な治療費用がかかる可能性があります。

そのため、インプラント治療後も定期的な歯科検診と適切なケアが重要です。  

 

ブリッジ治療の流れと期間

ブリッジ治療は一般的に数回の通院で完了します。

治療の流れと期間は以下の通りです:

 

1. 診査・診断・治療計画:

1回目の診療で、口腔内の状態を確認し、ブリッジ治療の適応かどうかを判断します。

2. 支台歯の準備:

2回目の診療で、ブリッジの支台となる歯を削り、型取りを行います。

3. 仮歯の装着:

支台歯を削った後、本物のブリッジが完成するまでの間、仮歯を装着します。

4. ブリッジの試適・調整:

3回目の診療で、完成したブリッジを試し、咬み合わせや形態を確認します。

5. ブリッジの装着:

最終的にブリッジを装着し、治療は完了です。 通常、ブリッジ治療の期間は約2〜4週間程度です。

ただし、複雑なケースや奥歯のブリッジ治療では、さらに時間がかかる場合があります。

 

ブリッジ治療の後の注意点とケア

ブリッジ治療後は、ブリッジを長持ちさせるために適切なケアが必要です。

以下のポイントに注意しましょう:

 

1. ブリッジ下部の清掃:

ブリッジ下部は食べ物が詰まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。専用のフロスや歯間ブラシを使用して、しっかり清掃しましょう。

2. 定期的な歯科検診:

3〜6ヶ月に一度は歯科医院を受診し、ブリッジの状態や口腔内の健康をチェックしてもらいましょう。

3. 硬いものを噛まない:

特に前歯のブリッジは、硬いものを噛むと破損するリスクがあります。奥歯で噛むようにしましょう。

4. 歯ぎしり対策:

歯ぎしりがある場合は、ナイトガードの使用を検討しましょう。

歯ぎしりはブリッジにダメージを与える可能性があります。

適切なケアと定期的なメンテナンスを行うことで、ブリッジの寿命を延ばし、追加の費用を抑えることができます。  

 

まとめ:あなたに最適な選択は?

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歯を失った際の治療法として、ブリッジ治療とインプラント治療のどちらが最適かは、個人の状態や予算、希望によって異なります。

短期的な費用を重視するなら、特に保険適用できるブリッジ治療の方が経済的です。

一方、隣在歯を削りたくない、より自然な見た目や機能性を求める場合は、インプラント治療が適しているかもしれません。

最終的には、歯科医師としっかり相談し、あなたの口腔内の状態、予算、希望に合った最適な治療法を選択することが大切です。

定期的な歯科検診と適切なケアを続けることで、どちらの治療法も長く快適に使用することができます。

ブリッジ治療もインプラント治療も、それぞれメリット・デメリットがあります。

大切なのは、自分に合った治療法を選び、適切にケアすることです。

費用だけでなく、長期的な視点で治療法を選択しましょう。

投稿者: ブルーリーフ歯科

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